病気の解説

乳腺線維腺腫

まず相談する診療科乳腺外科
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受診の目安

  • 乳房に新しいしこりを見つけたとき
  • しこりが大きくなってきた、形が変わってきたと感じるとき
  • 乳頭から分泌物が出る、乳房の皮膚に変化がある、痛みが続くなど、ほかの変化があるとき

相談先は乳腺外科です。良性のしこりと注意が必要なしこりは似ていることがあり、自分で触った感じだけで見分けることはできません。乳房に変化を感じたら医師の診察を受けることが大切とされています(米国国立がん研究所)(MedlinePlus)。

基本

乳腺線維腺腫とは

乳腺線維腺腫は、乳房にできる良性(がんではない)のしこりです。乳腺の組織と線維性の組織からできています(米国国立がん研究所)(MSDマニュアル家庭版で確認)。若い女性に多く、30歳未満の女性にみられる良性の乳房腫瘍のなかで最も多いとされますが、どの年齢でも起こりえます(米国国立がん研究所)(MedlinePlus)。

主な症状

  • 丸く、硬めでゴムのような弾力のあるしこりとして触れます(MedlinePlus)(米国国立がん研究所)。
  • 押すとよく動くのが特徴です(MedlinePlus)(米国国立がん研究所)。
  • ふつうは痛みがありません。小さくて触ってもわからないものもあります(米国国立がん研究所)。

原因・なりやすい要因

はっきりした原因はわかっていません(MSDマニュアル家庭版で確認)。女性ホルモン(エストロゲン)の影響を受けるとされ、妊娠中やホルモン補充療法を受けているときなど、エストロゲンが増える時期に大きくなることがあり、閉経後には小さくなることがあります(米国国立がん研究所)。

検査と診断

診断

医療機関では、乳房の診察に加えて、超音波検査やマンモグラフィなどの画像検査で調べます。必要に応じて、しこりの組織の一部を取って顕微鏡で調べる検査(生検)が勧められることがあります(MedlinePlus)(MSDマニュアル家庭版で確認)。

線維腺腫と似た見た目のしこりとして「葉状腫瘍」があり、こちらはまれにがんであることがあるため、医師が区別して診断します(米国国立がん研究所)。

治療

治療

良性のしこりの中には自然に小さくなるものもあり、多くは定期的に様子をみる方法がとられます。一方で、検査や手術が必要になる場合もあります(MedlinePlus)。

  • 経過観察:診断がついていて変化がない場合は、手術をせずに定期的な診察で様子をみることがあります(MSDマニュアル家庭版で確認)。
  • 切除:しこりが大きくなる場合や、症状がある場合には、手術で取り除くことが検討されます(MSDマニュアル家庭版で確認)。

切除したかどうかにかかわらず、医師の勧めに沿って定期的に検診を受けることが大切です(MSDマニュアル家庭版で確認)。

経過と生活

経過

一般的な線維腺腫は、乳がんのリスクを高めない良性の状態とされています(米国国立がん研究所)。ただし、内部に袋状の部分(嚢胞)や石灰化などを含む「複雑型」の線維腺腫は、乳がんのリスクをわずかに高める可能性があるとされ、年齢が高めの女性に多いとされます。複雑型であっても、がんにならない人も多くいます(米国国立がん研究所)。

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出典

米国国立がん研究所(NCI)「Understanding Breast Changes and Conditions」 / MedlinePlus「Breast Diseases」 / MSDマニュアル家庭版「乳房の線維腺腫」
内容の確認日:2026-10-13(次回確認予定 2027-04-13)。複数の公的情報源の事実をもとに medimichi が独自にまとめています。

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。