病気の解説
多胎妊娠
緊急性の高い症状
強い頭痛や治まらない頭痛、見え方の変化、顔や手の強いむくみ、みぞおち・右上腹部の強い痛み、強い吐き気・嘔吐、尿が極端に少ない、息苦しさ・胸の痛み、性器出血や水のような液が漏れる、胎動が止まった・減ったときは、すぐにかかりつけの産科に連絡して受診してください。
けいれんが起きたときは救急車(119)を呼んでください。
当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。
受診の目安
多胎妊娠(ふたご・みつごなど)は、一人の妊娠に比べて早産や低出生体重が起こりやすく、帝王切開になることも多いため、より頻繁に妊婦健診を受けることが勧められています。症状だけで原因は判断できないので、気になる変化はかかりつけの産科(産婦人科)に相談してください。
健診:指示された日程の妊婦健診を必ず受けてください。
早産のサイン:10分おき、またはそれより短い間隔でお腹が張る・痛む、水っぽいおりものや出血、骨盤のあたりの圧迫感、腰の鈍い痛み、生理痛のような痛みがあるときは、かかりつけの産科に連絡するか病院で診てもらってください。
出典:MedlinePlus「Twins, Triplets, Multiple Births」、NICHD「What are the symptoms of preterm labor?」、NICHD「What are the symptoms of preeclampsia, eclampsia, & HELLP syndrome?」、CDC「Urgent Maternal Warning Signs」
基本
概要
多胎妊娠とは、妊娠中に胎児が2人以上いる状態です。出典では、多胎妊娠では妊娠中の問題や合併症のリスクが高くなることが挙げられています。代表的な問題として、早産につながりやすいこと、出産後の出血が起こりやすいこと、胎児ごとに向きや胎位が異なるため経腟分娩が難しくなることが挙げられています。また、妊娠悪阻、貧血、妊娠糖尿病、妊娠高血圧腎症、在胎不当過小の新生児、死産、分娩後のうっ血・出血、産後うつ病といった妊娠合併症のリスクも上がると説明されています。
主な症状
出典には妊娠中の症状として妊娠悪阻や貧血、妊娠糖尿病、妊娠高血圧腎症などの合併症の説明があります。これらは多胎妊娠によりリスクが高まるとされています。
検査と診断
診断
多胎妊娠の診断には超音波検査が用いられます。妊娠期間の割に子宮が大きすぎる場合に多胎が疑われ、超音波検査で胎児の人数を確認します。
産婦人科で扱うほかの病気
出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:MedlinePlus「Twins, Triplets, Multiple Births」 / NICHD「What are the symptoms of preterm labor?」 / NICHD「What are the symptoms of preeclampsia, eclampsia, & HELLP syndrome?」 / CDC「Urgent Maternal Warning Signs」(2026-10-13 確認)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。