病気の解説
毛孔性苔癬
別名:毛孔性角化症
受診の目安
毛孔性苔癬では、中心部に栓があるように見えることも。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、皮膚科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)は、毛孔の入り口が死んだ角質でふさがることで起こる皮膚の病気です。症状としては、毛包の場所に小さな隆起ができ、皮膚と同じ色か赤色で、ざらついた手触りになることがあります。中心部に栓のようなものが見えることもあり、かゆみが出ることは少なくありません。主に上腕や太もも、殿部にできやすく、顔にも出現することがあります。寒い時期に現れやすく、夏には消えることが多いです。診断は医師の診察で行われ、典型的な見た目と触り方に基づきます。治療は症状や見た目に合わせて行われ、自然に治ることは少なく、治療を中止すると再発することがあります。
主な症状
主な症状は、毛孔の入り口にできる小さな隆起で、皮膚と色が同じか赤く、ざらつく感じがします。中心部に栓があるように見えることも。かゆみや痛みは一般的には少ないですが、場合によってはかゆくなることもあります。
原因
毛孔性苔癬は、死んだ皮膚の細胞が毛穴の開口部をふさぐことが原因です。
検査と診断
診断
診断は、医師による皮膚の診察を基に行われます。典型的な患部の皮膚の外観と肌触りが判断材料となります。
治療
治療
治療には専用の保湿剤やクリーム、ゲル、ローションが使われます。場合によってはレーザー治療が検討されることもあります。隆起が気にならない場合は治療を必要としないこともあります。自宅でのケアとしては、保湿を中心としたケアが役立つことがあります。使用する薬剤として、乳酸、尿素、サリチル酸、レチノイドを含む薬、トレチノイン、アダパレン、タザロテンなどの角質溶解剤が挙げられます。顔の赤みが強い場合などは、医師の指示のもとレーザー治療を検討することがあります。なお、治療を中止すると再発しやすい点に留意してください。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。