病気の解説

ウイルス性胃腸炎

まず相談する診療科消化器内科
この解説の項目7項目

受診の目安

ウイルス性胃腸炎では、突然始まることが多く、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢が一般的です。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに消化器内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

ウイルス性胃腸炎は、主にウイルスによって引き起こされる胃腸の炎症です。感染は人から人へと広がりやすく、特に下痢をしている人が手を洗わないと感染のリスクが高まります。汚染された食べ物や水を介しても感染することがあります。

主な症状

ウイルス性胃腸炎の症状は、突然始まることが多く、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢が一般的です。下痢には血液や粘液が混じることもあり、腹部の痛みやガスがたまることもあります。また、発熱や全身のだるさ、筋肉痛を感じることもあります。

検査と診断

診断

ウイルス性胃腸炎の診断は、主に症状を基に行われますが、医師は過去の病歴や接触歴を確認することもあります。必要に応じて便検査が行われ、他の消化器疾患との区別がされることもあります。症状が重い場合や長引く場合は、詳しい検査が行われることがあります。

治療

治療

ウイルス性胃腸炎の治療には、症状に応じた対処が行われます。嘔吐が続く場合には制吐薬が処方されることがあります。また、下痢が続く場合には下痢止め薬が使用されることもありますが、特定の条件下では使用が避けられることがあります。

経過と生活

合併症

重度の嘔吐や下痢が続くと、脱水症状を引き起こす可能性があります。脱水の症状には、筋力低下、排尿の減少、口の乾燥などがあります。特に乳児の場合、泣いても涙が出ないことがあります。脱水が進行すると、重篤な状態になることもあるため注意が必要です。

予防

ウイルス性胃腸炎の予防には、手洗いやワクチン接種が重要です。特に、ロタウイルスワクチンは乳児に対して効果的です。また、母乳を与えることも予防に役立ちます。おむつ交換後は手を洗うことが大切で、下痢をしている子どもは託児所に通わせないようにしましょう。

消化器内科で扱うほかの病気

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。