病気の解説

マイボーム腺機能不全

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受診の目安

マイボーム腺機能不全では、さらに、腺が詰まることで霰粒腫や麦粒腫が生じることがあり、麦粒腫ではまぶたが赤く腫れ、痛みを伴うこともあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、眼科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

マイボーム腺機能不全は、まぶたの内側にあるマイボーム腺という脂腺がうまく働かない状態です。この腺は脂質を分泌し、涙液の蒸発を防いだり、涙液を安定させたりする役割があります。マイボーム腺の機能に問題があると、目の不快感や乾燥感などの症状が現れます。特に分泌減少型が多く、これが原因でドライアイになることがあります。日本では約2,200万人がドライアイの症状を訴えており、その多くがマイボーム腺機能不全が関与しています。

主な症状

マイボーム腺機能不全の主な症状には、目の不快感、異物感、圧迫感、乾燥感があります。特に分泌減少型ではこれらの症状が顕著です。また、マイボーム腺の開口部周囲に異常が見られることもあり、充血や白いものの付着、まぶたの縁が不整になることがあります。さらに、腺が詰まることで霰粒腫や麦粒腫が生じることがあり、麦粒腫ではまぶたが赤く腫れ、痛みを伴うこともあります。

原因

マイボーム腺機能不全は、分泌減少型と分泌増加型に分けられます。分泌減少型には、腺自体の病変による原発性と、他の病気に続いて起こる続発性があります。原発性の中で最も多いのは閉塞性で、加齢により腺の導管が詰まることが原因です。続発性では、アトピーやスティーブンス・ジョンソン症候群などが関与します。一方、分泌増加型は眼感染症や脂漏性皮膚炎が原因とされています。

検査と診断

検査

マイボーム腺機能不全の診断は、自覚症状やマイボーム腺の開口部周囲の異常所見、開口部の閉塞所見を基に行われます。診断には細隙灯顕微鏡を使用して開口部の状態を確認し、医師がまぶたを圧迫して脂質の分泌量を調べることもあります。

治療

治療

マイボーム腺機能不全の治療には、温罨法、抗菌薬の点眼・内服、IPL(Intense pulse light)治療があります。温罨法はまぶたを温めて腺の詰まりを緩和する方法で、医療機関では専用の機器を使うこともあります。抗菌薬は感染が原因の場合に使用されます。IPL治療は特殊な光を照射して腺を刺激し、脂質の分泌を増やす効果がありますが、現在は保険適用外で自費診療となります。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。