病気の解説

モートン病

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受診の目安

モートン病では、初期には前部の靴がきついと母趾球付近に軽い痛みや不快感が生じることが多いです。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、整形外科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

モートン病は、足の指の間の神経が圧迫され炎症や痛みを起こす病気です。主に第3中足骨間隙辺りの痛みが特徴で、靴の前部が狭いときに痛みが強くなることがあります。進行すると神経の周りが線維化し、灼熱感や電撃痛が増えることがあります。歩くと靴の中で石が入っているように感じることがあり、靴を脱いで痛みを和らげようとすることもあります。

主な症状

初期には前部の靴がきついと母趾球付近に軽い痛みや不快感が生じることが多いです。神経痛は通常は片側ですが、場合によって両側になることもあります。病気が進むと痛みは灼熱性や電撃性になり、症状が強くなるとつま先を閉じる靴が履きにくくなります。歩行時には靴の中に石が入っているように感じることがあります。

検査と診断

診断

診断には、趾間部の足裏を押して痛みを確かめる方法や、趾間部を強く圧して痛みが広がる「 Mulder 徴候」と呼ばれる反応の再現が役立つことがあります。MRIは神経腫を直接確定することは少ないですが、他の趾間の病変や関節の炎症を除外するのに使われることがあります。

治療

治療

症状が出始めたばかりの神経腫には、適切にフィットした靴やインソールの使用、または局所麻酔の注射で急速に良くなることがあります。患部の中足骨頭近くの指間にパッドを置くと症状が軽くなることもあります。痛みが続く場合は、局所麻酔薬と長時間作用型コルチコステロイドを神経周囲に浸潤させる処置を複数回行うことがあります。注射は足の背側の中足趾関節の前方で角度をつけて行います。神経腫用パッドを使った矯正具・安静・冷却法・適切な靴が役立つことが多いです。神経アブレーション(アルコール注射、高周波、低温凍結など)も痛みを和らげることがありますが、アルコールは神経周囲の線維化を増やすリスクがあると記載されています。別の治療法が効果を示さない場合には手術で神経を切除することがあり、真の神経腫が切断部位にできると追加の手術が必要になることがあります。

使われる薬

治療には局所麻酔薬とコルチコステロイドの注射が挙げられます。

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出典

参考: MSDマニュアルプロフェッショナル版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。