病気の解説
結核性脊椎炎
受診の目安
結核性脊椎炎では、腰背部の痛みです。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに整形外科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。
基本
概要
結核性脊椎炎は、結核菌が背骨に感染して起こる脊椎の炎症性疾患です。骨や関節の結核の中では最も多くみられる病気ですが、まれな病気でもあります。発症年齢や性別の差はこれまでと現在で変わることがあり、主な症状としては背中や腰の痛みが挙げられます。病気が進むと骨の破壊や変形、重症例では麻痺などの後遺症が残ることがあり、早期の正しい診断が重要とされています。
主な症状
結核性脊椎炎の最も多い症状は腰背部の痛みです。発熱や体重減少などの全身症状は必ず現れるわけではありません。発生部位は腰椎や胸椎に多く、病状が進むと骨の破壊や膿瘍ができることがあります。高度に進むと脊髄が圧迫され、しびれや麻痺などの神経症状が出ることがあります。重症例では背骨の変形や歩行障害などの後遺症が残る可能性があります。
検査と診断
診断
診断には、症状やX線・CT・MRIなどの画像検査が重要です。病変が進んでいる場合は椎体の破壊や萎縮、椎間板の変性がみられることがあります。初期にはMRIが有用です。診断を確定するには病変部の組織を採取して病理学的・細菌学的検査を行い、結核菌の存在を確認します。鑑別として化膿性脊椎炎や腫瘍との比較も行います。
治療
治療
基本的には入院して抗結核薬による薬物療法を行います。治療を一定期間続けても効果が不十分な場合や、骨破壊が進んで背骨が不安定、神経症状がある場合には手術が選択されることがあります。手術には病巣の掻爬、骨移植、前方・後方固定などの方法があります。
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出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。