病気の解説
膀胱頸部硬化症
受診の目安
膀胱頸部硬化症では、膀胱頸部の狭窄により、尿をためることや出すことに問題が生じる「下部尿路症状」が現れます。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、泌尿器科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
膀胱頸部硬化症は、膀胱の出口部分が狭くなり、尿の排出に障害が生じる病気です。主に男性に見られますが、まれに女性にも発症することがあります。狭窄の原因は、臓器自体の異常によるものと、臓器に異常がないのに症状が現れるものに分けられます。
主な症状
膀胱頸部の狭窄により、尿をためることや出すことに問題が生じる「下部尿路症状」が現れます。具体的には、尿意が急に感じる、頻繁にトイレに行く、夜間に何度も起きるといった症状や、尿の勢いが弱い、排尿が困難、排尿を始めるのが遅れる、排尿後に尿が滴るといった症状があります。
原因
膀胱頸部硬化症の原因には、先天的な器質的狭窄と、前立腺炎や手術後に起こる機能性狭窄があります。器質的狭窄は、先天的なものが多く、前立腺炎によって周囲の組織が硬くなることが関係しています。手術後の狭窄も原因となることがあります。
治療
治療
膀胱頸部硬化症の治療には、薬物療法と外科的治療があります。薬物療法では、交感神経α受容体を遮断する薬が効果を示すことがありますが、すべての患者に効果があるわけではありません。外科的には、経尿道的に膀胱頸部を切除する手術が行われることがあります。
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出典
参考: 済生会 症状別病気解説(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。