判断を表すフローチャート記号はどれか。
画像の選択肢を選ぶと答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第69回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢・図は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整え、図は冊子から切り出しています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
フローチャート(JIS X 0121)で判断(条件による分岐)を表すのはひし形の記号で、選択肢4です(公式正答4)。1は端子(開始・終了)、2は処理、3は表示、5は磁気ディスクを表す記号です。
選択肢ごとの解説
- 1. 角の丸い長方形は端子(流れの開始・終了)を表す記号です。正しくは:「処理」を表します。選びやすい理由:フローチャートで最も頻繁に用いられる記号の一つであるため、馴染み深さから選んでしまう可能性があります。混同注意:判断記号と機能が明確に異なるため、機能がわかっていれば混同しにくいですが、記号の形と意味を覚えていないと混乱するかもしれません。
- 2. 長方形は処理を表す記号です。正しくは:「開始・終了」を表します。選びやすい理由:フローの始まりや終わりを示す重要な記号であるため、目につきやすいです。混同注意:処理記号と形が似ている(長方形)ため、角の丸みを見落とすと混同する可能性があります。
- 3. 左端がとがり右端が丸い形は表示(画面への表示)を表す記号です。正しくは:「入出力」を表します。選びやすい理由:データ処理の流れにおいて頻繁に登場するため、判断と関連付けてしまう誤解が生じるかもしれません。混同注意:処理記号や判断記号とは形状が異なるため、形を覚えていれば混同しにくいです。
- 4. 正解。ひし形は判断(条件による分岐)を表す記号です。
- 5. 円柱の形は磁気ディスクを表す記号です。正しくは:「結合子」を表します。選びやすい理由:フローの流れを整理する役割があるため、判断と関連付けて誤解する可能性があります。混同注意:他の主要な処理記号とは形が大きく異なるため、見た目での混同は少ないですが、機能の理解が不十分だと選択肢となるかもしれません。
国試ポイント
フローチャートの記号に関する問題は、基本的な情報処理の知識として、その形と意味を正確に理解しているかを問われます。特に、処理(長方形)、入出力(平行四辺形)、判断(ひし形)、開始/終了(丸い長方形)の4つの主要な記号は頻出です。それぞれの記号がどのような機能を持つのかを正確に区別できることが重要です。図形のイメージと機能の説明を正確に結びつける能力が試されます。
混同注意
判断記号(ひし形)と混同しやすいのは、同じくフローチャートの主要な要素である処理記号(長方形)や入出力記号(平行四辺形)です。これらは異なる機能を持ちますが、情報処理の流れを示すという共通点から、記号の形と意味が曖昧だと間違えやすいです。特に、単一の入力と単一の出力を持つ処理記号と、条件によって複数の出力を持つ判断記号の違いは重要です。
次に同じ論点が出たら
次にフローチャート記号に関する問題が出題された際は、まず問題文がどの機能(処理、判断、入出力、開始/終了など)を問うているかを明確に把握することが重要です。次に、各選択肢の記号が具体的にどのような機能を示すのかを一つずつ確認し、問題文の機能と合致する記号を選びます。特に、複数の選択肢が「流れ」を示す記号である場合でも、それぞれの記号が持つ特定の意味と役割を区別できるかがポイントとなります。
関連知識
フローチャートの記号には、この問題で挙げた以外にも、文書(波線の下部を持つ長方形)、データベース(円柱)、手作業(台形)、手動入力(上部が斜めになった長方形)など、様々な目的で使用されるものがあります。また、フローの方向を示す矢印、オフページコネクタ、準備(二重線を持つ長方形)なども基本的な要素です。これらの記号はJIS X 0121やISO 5807などの規格で定められており、標準的な理解が求められます。