病気の解説

下垂体腺腫

別名:下垂体腫瘍、脳下垂体腫瘍、脳下垂体腺腫

まず相談する診療科内分泌・代謝内科がん治療科(腫瘍内科・外科)
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受診の目安

下垂体腺腫では、腫瘍が視神経を押して視界が狭くなるなどの圧迫症状が出ることもあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、内分泌・代謝内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

下垂体腺腫は、下垂体というホルモンをつくる組織にできる腫瘍です。多くは良性です。分泌されるホルモンとして、プロラクチン、成長ホルモン、甲状腺刺激ホルモンなどがあり、腫瘍のためホルモンのバランスが崩れたり、視神経を圧迫したりすることがあります。

主な症状

ホルモンが過剰に作られることがあり、特にプロラクチンと成長ホルモンの過剰が多いとされています。プロラクチンの過剰では乳汁の分泌や生理の不調、月経がとまることが起こる場合があります。成長ホルモンの過剰では顔つきの変化や手足の大きさの変化などが見られることがあります。腫瘍が視神経を押して視界が狭くなるなどの圧迫症状が出ることもあります。

病態

下垂体腺腫は基本的にゆっくりと大きくなる腫瘍です。腫瘍によってホルモン分泌が乱れたり、視神経が圧迫されることがあります。

治療

治療

治療には主に薬物治療と手術があります。薬物治療は、プロラクチン過剰の腫瘍で第一選択となることが多く、腫瘍の縮小やホルモン値の低下が期待されます。成長ホルモンが過剰な場合には薬物治療を行うことがあります。手術はプロラクチンを産生する腺腫を除く腫瘍で第一選択になることが多く、鼻の奥の蝶形骨洞の直上にある下垂体へ到達する経鼻手術や、腫瘍の大きさや方向により開頭術が検討されます。いずれの方法でも腫瘍摘出によりホルモン値の低下や視神経の圧迫解除が期待されます。放射線治療は治療が難しい場合に考慮されます。

経過と生活

予防

定期的な画像検査やホルモン値の検査をもとに、治療方針を検討します。

経過・予後

治療方針は検査結果に基づき決定されます。

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出典

参考: 日本脳神経外科学会(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。