病気の解説
切迫流産
緊急性の高い症状
出血があるとき、性器から液体や組織・血のかたまりのようなものが出たときは、すぐにかかっている産婦人科に連絡してください。
出典:MedlinePlus: Miscarriage、NICHD(米国国立小児保健発達研究所): Pregnancy Loss – Symptoms
当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。
受診の目安
妊娠中に、性器からの出血、下腹部の痛みや張り、腰の痛みがあるときは、かかっている産婦人科(妊婦健診を受けている医療機関)に連絡し、指示を受けてください。
- 妊娠初期の少量の出血や軽い痛みが、必ずしも流産につながるとは限りません。それでも自分では判断できないため、出血があれば連絡してください。
- いつもと違う、心配だと感じることがあれば、遠慮せずに相談してください。
症状だけで病名を判断することはできません。自己判断せず、医師の診察を受けてください。
出典:MedlinePlus: Miscarriage、NICHD(米国国立小児保健発達研究所): Pregnancy Loss – Symptoms
基本
概要
切迫流産とは、妊娠22週未満の妊婦さんが流産を起こしかけている状態のことです。胎児は生きており、流産とは異なるため区別して考えます。診断されたからといって必ずしも出産まで悪い経過になるわけではなく、妊娠の経過はその後も良くなる場合も多くあります。妊娠中はホルモンの変化で心身の状態が不安定になりやすいので、医師の指示に従い過ごすことが大切です。
主な症状
切迫流産の症状として、下腹部の痛みや出血、おなかの張りなどが見られることがあります。無症状のまま健診で判明することもあります。
原因
妊娠12週未満で起こる場合は胎児の染色体異常などが原因となり対処できないことが多く、安静にして様子を見ることが多いと説明されています。妊娠12週以上の場合は、染色体異常のほか絨毛膜下出血・子宮の収縮・感染症などが原因として挙げられています。
病態
切迫流産の原因として挙げられている要因には、染色体異常、絨毛膜下出血、子宮の収縮、感染症などがあり、状態により治療が異なることが多いと説明されています。
治療
治療
治療は状態によって異なり、妊娠12週未満と12週以上で方針が分かれることがあります。安静や自宅安静で様子を見る場合や、入院・薬物療法などが選択されることがあります。
経過と生活
生活上の注意
自宅安静が指示されることがあり、外出を控えベッドで安静に過ごすことが推奨されます。家事は控え、家族の協力を得てできるだけ安静に過ごす工夫をします。
産婦人科で扱うほかの病気
出典
参考: 切迫流産とは?症状や赤ちゃんへの影響・安静を指示された時の過ごし方まで徹底解説 | 札幌みらいクリニック(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:MedlinePlus: Miscarriage / NICHD(米国国立小児保健発達研究所): Pregnancy Loss – Symptoms(2026-10-13 確認)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。