病気の解説

周産期心筋症

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受診の目安

周産期心筋症では、妊娠中から産後に現れる息切れや倦怠感、むくみといった心不全の症状が強くなることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、循環器内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

周産期心筋症は、妊娠中または分娩後6か月以内に心機能が低下して心不全を起こす状態です。妊娠前には心筋症がないことが条件で、左室の収縮機能低下(左室駆出率が低下する場合がある)といった心不全の症状が現れます。出典には、妊娠中に心機能が低下して心不全を発症する定義や、原因となる他の心疾患がないこと、既往の心筋疾患がないことが含まれます。

主な症状

妊娠中から産後に現れる息切れや倦怠感、むくみといった心不全の症状が強くなることがあります。労作時の息切れや胸の不快感、静かなときの咳やゼイゼイする音など、症状が悪化するタイミングには注意が必要です。足のむくみだけでなく全身のむくみが見られることもあり、横になったときにむくみが背中などにも現れることがあります。これらの症状を自覚したり心配な症状がある場合には、受診を検討します。

原因

出典には、周産期心筋症の発症原因として妊娠による心臓の機能低下があること、他の心筋疾患の原因がないことが挙げられています。妊娠中の血液量や心拍数、血圧の変化など、妊娠時の生理的変化が関係する可能性が示唆されています。

リスク因子

妊娠時の多産・高齢・多胎妊娠・妊娠高血圧症候群・アフリカ系人種などがリスクとして挙げられています。日本では高齢や多胎妊娠が少ない地域特性から、発症頻度は他国と比べて低いとされています。既往歴として家族に心筋症がある場合も注意が必要です。

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出典

参考: 国立循環器病研究センター(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。