病気の解説
喉頭炎
別名:声帯炎、急性声帯炎
受診の目安
喉頭炎の症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、耳鼻咽喉科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
喉頭炎は、喉頭(声を出す場所)の炎症です。急性の場合は短期間で治まることが多く、原因としてはかぜなどの上気道のウイルス感染や刺激物の吸入、喫煙、アレルギー、薬の影響などが挙げられます。慢性喉頭炎は症状が長く続く状態で、胃食道逆流や長引く気管支炎が原因となることがあります。出典の説明では、喉頭の細菌感染は極めてまれとされています。
主な症状
喉頭炎の主な症状は、声の変化(声がれや声が小さくなること)で、長時間続くことはありません。数時間から1日程度で声が出にくくなることもあります。のどのむずがゆさやヒリヒリ感、せき払いの頻発を感じることがあります。炎症が強いと発熱や全身のだるさ、飲み込みにくさ、喉の痛みが現れる場合もあります。
検査と診断
診断
喉頭炎の診断は、典型的な症状と声の変化に基づきます。医師は必要に応じて鏡や内視鏡で喉頭を観察します。慢性喉頭炎では喉頭の粘膜の赤みや腫れを確認することがあります。声がれが長く続く場合には喉頭がんの可能性を考慮して診察を受けるべきです。偽膜が見られる場合はジフテリアを疑います。
治療
治療
ウイルス性の喉頭炎では、声を休めること、水分を多く摂ること、蒸気の吸入などで症状が和らぎ治癒を助けます。ささやいて話すと喉頭を刺激してしまうことがあるため、喉を休ませることが推奨されます。喫煙を控え、他に喉頭炎を悪化させる気管支炎がある場合にはその治療を行うと良いとされています。抗菌薬は細菌感染が疑われる場合にのみ使用します。胃食道逆流症や薬剤性の喉頭炎が原因とされる場合には、それに応じた治療が役立つことがあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。