病気の解説
妊婦貧血
受診の目安
妊婦貧血では、自覚症状として動悸、息切れ、立ちくらみ、疲労感などがあり、顔色が青白く周囲の人に分かることもあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、産婦人科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
妊娠中は胎児への鉄の供給や分娩時の出血に備えて、血液の総量が増えます。しかし血液中の血球数はすぐには増えないため、血液が薄くなりやすく、妊娠中は貧血になりやすい状態です。貧血が進むと子宮内胎児発育不全や分娩時の出血に対する抵抗力が低下するおそれがあります。基準として、ヘモグロビンが9g/dl以上11g/dl未満の場合が挙げられています。
主な症状
自覚症状として動悸、息切れ、立ちくらみ、疲労感などがあり、顔色が青白く周囲の人に分かることもあります。
リスク因子
作業負担の大きい環境や長時間の立ち仕事、激しい全身運動を伴う作業など、妊娠中の貧血を悪化させる可能性のある作業は注意が必要です。具体例として、スポーツ系・保育・看護・介護など、体を多く使う職場や長時間の立ち仕事が挙げられます。
治療
治療
妊娠中の貧血に対しては、身体的負担を減らすための作業負担の調整や勤務時間の短縮などの対策がとられることがあります。立ち仕事を座って行えるようにする、遅出勤や昼食休憩の延長、早退の許可などの配慮が提案される場合があります。
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出典
参考: 妊婦貧血|母性健康管理に関する用語辞典|働く女性の心とからだの応援サイト(厚生労働省)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。