病気の解説

寒冷蕁麻疹

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受診の目安

寒冷蕁麻疹では、寒さや冷たい刺激を受けた後に、皮膚にかゆみや膨らみを伴う発疹が現れます。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、皮膚科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

寒冷蕁麻疹は、体に寒さや冷たい刺激が加わることでじんま疹が出る状態です。薬や食品が原因で起こるじんま疹と同様に、免疫の反応が関係していることがあります。多くは短期間で治りますが、症状が長く続く場合は医療機関の受診が推奨されます。なお、原因を特定できる場合とそうでない場合があり、治療は原因の回避やかゆみを抑えること、必要に応じて薬による治療を行います。

主な症状

寒さや冷たい刺激を受けた後に、皮膚にかゆみや膨らみを伴う発疹が現れます。顔や喉の腫れなど血管性浮腫の症状には注意が必要です。発疹の色が濃い場合や、48時間以上持続する場合は急いで医療機関を受診してください。発熱や体重減少、リンパ節の腫れといった全身の症状がある場合も受診の目安になります。

原因

寒冷刺激が原因となるじんま疹のほか、薬の反応や自己免疫疾患などが原因として挙げられることがあります。複数の物理的刺激(熱、寒さ、圧迫、日光など)も誘因となることがあります。これらの原因は人によって異なり、特定できない場合も多いです。

病態

じんま疹の仕組みや詳しい原因は出典に記載された範囲の説明にとどまり、寒冷蕁麻疹に特有の機序についての追加解説はありません。

リスク因子

特定のアレルゲンに対する敏感さや自己免疫的要素、薬剤の使用、寒冷刺激などがじんま疹の発生と関連する場合があります。

検査と診断

検査

通常は検査は不要ですが、じんま疹が再発したり長く続く場合には血液検査やアレルギー検査、皮膚プリックテストなどが検討されることがあります。病歴と診察に応じて他の検査が行われる場合もあります。

診断

診断は、症状の経過と医師の診察、必要に応じた検査結果を総合して判断します。特定の病気が疑われる場合には徹底的な評価が行われることがあります。

治療

治療

治療には、原因の回避やかゆみを和らげる工夫、薬による治療が含まれます。入浴は冷水を用い、衣服はゆったりとしたものを着るとよいとされています。

使われる薬

内服の抗ヒスタミン薬がかゆみを抑え、腫れを和らげる効果を期待します。代表的な薬にはセチリジン、ジフェンヒドラミン、ロラタジンなどがあります。旧世代の薬は眠気を起こしやすいことがあります。必要に応じてコルチコステロイドの内服が用いられることがありますが、期間はできるだけ短くします。クリームは効果が期待できません。

手術・処置

治療が難しい場合には、腫れやかゆみを抑えるための追加の治療が行われることがあります。必要に応じて医師が判断します。

経過と生活

合併症

血管性浮腫や呼吸困難など、症状の進行に伴う緊急性が生じることがあります。顔や喉の腫れ、呼吸困難などは注意が必要です。

生活上の注意

日常生活では寒冷刺激を避ける工夫や、入浴時の温度に注意することなどが挙げられます。

予防

原因が特定できた場合は、それを避けるよう努めます。一般的には、発作を抑えるための生活上の工夫が推奨されます。

経過・予後

多くの場合、じんま疹は1〜2日で自然に治ることがあります。原因が特定できる場合はその原因を避けるよう努めます。

経過・予後

急性じんま疹は多くの場合短期間で改善します。持続する場合は医療機関での評価が推奨されます。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。