病気の解説

尿路結石症

別名:尿路結石

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受診の目安

尿路結石症では、膀胱の結石では下腹部の痛みが生じることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、泌尿器科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

尿路結石は、尿の中の塩類が過飽和状態になったり、結石の形成を阻害する物質が不足したりするとできる病気です。結石は原因となる病気や生活習慣のほか、食事の影響を受けることがあります。家族歴がある人では結石ができやすいこともあります。まれに薬剤や食事中の物質が原因となることもあります。

主な症状

結石ができても、特に小さいものであれば自覚症状が出ないことがあります。膀胱の結石では下腹部の痛みが生じることがあります。腎臓の管が結石でふさがれると、背中や腰の痛み(腎仙痛)が現れ、痛みは波のように強くなったり軽くなったりします。痛みは腹部から陰部へ広がることがあり、波のような痛みが20〜60分程度続くことがあります。痛みは下腹部や鼠径部、精巣、外陰部へ放散することもあります。吐き気・嘔吐、血尿、尿意切迫感、頻尿、発汗、悪寒・発熱、排尿時の痛み、尿の濁り・悪臭などの症状が混じることもあります。結石や破片が尿中に現れることもあります。

検査と診断

診断

診断には症状とCT検査が重要とされています。腎仙痛がある人では結石が疑われ、血尿は診断を支持します。過去に尿路結石の診断歴がある人では診断が容易なこともあります。腹痛が強い他の病気と区別するための検査も必要です。 CT検査は結石の位置や尿路の閉塞程度を評価でき、他の病態も見つけやすい一方、放射線の被ばくが欠点です。

治療

治療

痛み止めとしてNSAIDやオピオイドが使われることがあります。結石が小さく、症状や尿路の閉塞、感染がない場合は治療を要さず自然に排出されることもあります。比較的大きい結石や腎臓の近くの結石は自然排出の可能性が低くなることがあります。

経過と生活

予防

初めてカルシウム結石ができた人では、再発の可能性があるとされます。再発を防ぐ方法は、これまでにできた結石の組成によって異なります。大量の水分をとることがすべての種類の結石の予防として推奨されており、1日8〜10杯程度の水分摂取を目安とします。尿量を1日約2クォート以上になるように十分な水分をとる必要があります。その他の予防法は結石の種類などにより異なります。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。