病気の解説

手指変形性関節症

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受診の目安

手指変形性関節症では、初めは1つか数カ所の関節に痛みが出ることが多く、手の指の関節や親指の付け根などが分かりやすい部位です。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、整形外科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

手指変形性関節症は、指の関節の痛みや動きの制限を引き起こす慢性の関節疾患です。関節の軟骨が傷んだり崩れたりすることで、骨の突出や関節の動きのくずれが生じ、痛みやこわばりが徐々に現れることがあります。治療の目的は、痛みを緩和し、関節の柔軟性と機能を保つことです。

主な症状

初めは1つか数カ所の関節に痛みが出ることが多く、手の指の関節や親指の付け根などが分かりやすい部位です。痛みは深い感じで、体重のかかる関節では活動により悪化します。起床時にこわばることがあり、動かしていくうちに治まる場合が多いです。症状が進むと関節の動きが難しくなり、時には指先の関節で骨の増殖(隆起)が見られることがあります。

検査と診断

診断

診断は、身体の診察とX線検査の所見に基づきます。X線では骨の腫大や関節の隙間の狭小化がみられることがありますが、早期には軟骨の変化が見えにくい場合があります。MRIは軟骨の早期変化を捉えることがありますが、診断に必須ではありません。血液検査はこの病気自体の診断には使われません。関節が腫れている場合には、針を刺して関節液を分析することがあります。

治療

治療

治療の中心は、痛みを抑えつつ関節の柔軟性と機能を維持することです。理学療法や作業療法、日常生活の工夫、適切な体重管理などの方法が用いられます。薬物療法として非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)や局所薬が使われることがあります。痛みが強い場合は他の治療法が検討されることもあります。日は症状に応じて段階的に組み合わせ、手術が必要な場合もあります。

経過と生活

生活上の注意

日常生活では、関節の痛みを悪化させないよう、負荷を分散する工夫や適度な休憩、適切な座位・睡眠環境を整えることが役立つことがあります。運動や姿勢訓練、適切な日常の活動の工夫を医師と一緒に計画します。

予防

適切な運動やストレッチ、筋力強化、姿勢訓練などにより関節周囲の筋肉を強化し、関節への負荷を改善することが推奨されます。水中運動は痛みが強い場合などに有効とされることがあります。毎日のストレッチを取り入れるなど、日常的な活動の工夫も重要です。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。