病気の解説

眼内異物

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緊急性の高い症状

目に物が刺さっている・入り込んだと思われるときは、すぐに医療機関を受診してください。受診までの間は次のことに注意します。

  • 刺さっている物を自分で抜かない
  • 目を洗わない、こすらない、押さえつけない
  • 目の上に軽く覆いをかけ、圧がかからないようにする

出典:National Eye Institute: First Aid Tips、CDC/NIOSH: Eye Safety for Emergency Response and Disaster Recovery

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

金属を削る・たたくなどの作業中や、物が飛んできて目に当たったあとに、目に何かが入った・刺さったと思われるときは、すぐに眼科(夜間・休日は救急外来)を受診してください。

  • 受診の際は、何をしていたときに、何が目に当たったかを伝えてください。

症状だけでこの病気かどうかを判断することはできません。気になる症状があれば医療機関で診察を受けてください。

出典:National Eye Institute: First Aid Tips、CDC/NIOSH: Eye Safety for Emergency Response and Disaster Recovery

基本

概要

眼内異物は、眼の内部に異物が入り込む状態を指します。金属の粒子が高速度で飛散する作業中に起こることがあり、眼球深くに埋まると眼の内部構造を傷つけたり感染を引き起こすことがあります。

主な症状

貫通後の最初の数時間には角膜の剥離や角膜異物の症状と似たことがありますが、視力の低下が目立つ場合があります。眼から液体が漏れることもありますが、異物が小さいと気づかないこともあります。

検査と診断

診断

眼科専門医の診察とCT検査が行われます。診察では特殊な照明やフルオレセインを使って異物の存在や穿孔を確認します。眼の外側に異物があれば取り除きます。必要に応じてMRI検査を行うことがありますが、金属が磁場内で動く可能性があるため、MRIは最初には行いません。

治療

治療

抗菌薬を静脈投与し、点眼薬も使用します。破傷風ワクチンをなるべく早く投与します。痛みや吐き気がある場合には適切な薬を用います。眼を無理に押さないよう保護眼帯で覆います。眼科医が異物をできるだけ早く除去します。通常は手術による除去が必要です。

経過と生活

予防

グラインダー、ドリル、のこぎり、ハンマーなどを使う作業では、眼の保護具(フェイスシールド・保護眼鏡・ゴーグル)を着用して眼を守ることが役立ちます。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:National Eye Institute: First Aid Tips / CDC/NIOSH: Eye Safety for Emergency Response and Disaster Recovery / MedlinePlus: Eye Injuries (NIH/NLM)(2026-10-13 確認)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。