病気の解説
脊髄腫瘍
受診の目安
脊髄腫瘍が疑われる症状が強い・急に悪化する・長引くときは、早めに脳神経内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。
基本
概要
脊髄腫瘍は、脊髄やその周囲にできる腫瘍で、脊髄や神経根が圧迫されることによってさまざまな症状が現れます。症状には、背中の痛み、感覚の低下、筋力の低下、麻痺、勃起障害、尿失禁や便失禁などがあります。これらの症状は急速に悪化することがあるため、注意が必要です。
主な症状
脊髄腫瘍の症状は、脊髄が圧迫されることによって引き起こされます。具体的には、背中の痛みがあり、特に夜間に悪化することがあります。また、圧迫された部位より下の感覚が低下したり、筋力が低下したり、麻痺が起こることもあります。さらに、勃起障害や尿失禁、便失禁が見られることもあります。
検査と診断
診断
脊髄腫瘍の診断には、MRI検査や脊髄造影CT検査が用いられます。場合によっては生検が行われることもあります。特に、筋力の低下や神経の機能障害が見られる場合、脊髄腫瘍の可能性が考慮されます。
治療
治療
脊髄腫瘍の治療には、コルチコステロイドの投与、手術、放射線療法、場合によっては化学療法が含まれます。腫瘍が脊髄を圧迫していると考えられる場合、迅速にコルチコステロイドを投与してむくみを抑えます。多くの場合、手術によって腫瘍を摘出することが可能です。手術後に放射線療法が行われることもあります。
脳神経内科で扱うほかの病気
国家試験での出題
医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。
出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。