病気の解説
腸重積症
別名:腸重積
緊急性の高い症状
激しく泣いては治まるを繰り返す・嘔吐・イチゴゼリーのような血便・ぐったりするときは、ただちに救急(119)を要請してください。
当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。
受診の目安
乳幼児で急に機嫌が悪くなり、泣いては治まるを繰り返すときは、速やかに受診してください。
基本
概要
腸重積症は、腸の一部が他の部分に入り込む状態で、特に小児に多く見られます。初期症状としては、突然の腹痛や嘔吐があり、エピソードの合間では比較的元気に見えることがあります。症状が進行すると、持続的な痛みや血便が現れることがあります。
主な症状
腸重積症の初期症状には、15~20分間隔で繰り返す激しい腹痛が含まれ、しばしば嘔吐も伴います。時間が経つにつれて、痛みが持続し、患児は眠そうになり、血便が見られることがあります。また、腹部に腫瘤が触れることもあります。
検査と診断
診断
腸重積症の診断には、超音波検査が用いられます。特に非典型的な症状を示す場合は、早急な検査が重要です。腹膜炎の兆候がある場合は、輸液や抗生物質、手術が必要になることがあります。
治療
治療
腸重積症の治療には、空気注腸が行われることがあります。これにより、腸が整復されることが多く、成功率は75~95%です。整復ができなかった場合や腸が穿孔している場合は、手術が必要です。整復が成功した場合でも、再発することがあります。
消化器内科で扱うほかの病気
国家試験での出題
医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。
出典
参考: MSDマニュアルプロフェッショナル版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。