病気の解説
貨幣状皮膚炎
受診の目安
貨幣状皮膚炎では、円形の発疹で、赤く盛り上がるコイン状の形をしていることが多く、かゆみを伴うことがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、皮膚科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
貨幣状湿疹は、円形の発疹が現れ、コインのような形をした発赤・かゆみ・鱗屑を伴う状態です。発疹は腕や脚の後面、殿部などに広がることがあり、体幹にもみられることがあります。
主な症状
円形の発疹で、赤く盛り上がるコイン状の形をしていることが多く、かゆみを伴うことがあります。鱗屑がみられることもあります。発疹は体のいろいろな部位に広がることがあります。
検査と診断
診断
診断は、医師による皮膚の診察に基づいて判断されます。場合によっては皮膚のサンプルをとって検査室で調べることがあります(生検)。アトピー性疾患の既往がない場合にはパッチテストを行うことがあります。パッチテストでは背中の皮膚に小さなパッチを貼り、48時間後とその後1~2日後に反応を評価します。
治療
治療
治療は、アトピー性皮膚炎の治療と同様で、スキンケアの指導やかゆみ止め、コルチコステロイドのクリームを用います。場合によっては光線療法を行うことがあります。まれにデュピルマブの注射、タクロリムスやピメクロリムスを含むクリーム、クリサボロール(crisaborole)の軟膏を使うこともあります。免疫抑制薬の内服が必要になることもあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。