病気の解説
A型肝炎
別名:Aかたかんえん、A肝
受診の目安
A型肝炎では、食欲不振、全身のだるさ、嘔吐、右上腹部の痛み、濃い色の尿、黄疸(皮膚や白眼が黄色くなること)、かゆみなどがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、消化器内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
A型肝炎は、A型肝炎ウイルスによって引き起こされる感染症です。主に食べ物や水を通じて感染し、特に衛生状態が不十分な地域で広がることがあります。症状は通常、急性肝炎の典型的なものが現れ、ほとんどの場合は完治します。
主な症状
A型肝炎の症状には、食欲不振、全身のだるさ、嘔吐、右上腹部の痛み、濃い色の尿、黄疸(皮膚や白眼が黄色くなること)、かゆみなどがあります。特に年長児や成人ではこれらの症状が見られますが、6歳未満の小児では症状がないことが多いです。症状は通常約2カ月で治まりますが、最長で6カ月続くこともあります。
検査と診断
診断
A型肝炎の診断は、血液検査によって行われます。肝臓の機能や肝傷害の有無を評価し、肝酵素やその他の物質の濃度を測定します。異常が見つかった場合は、さらに血液検査を行い、A型肝炎ウイルスに感染しているかどうかを確認します。
治療
治療
A型肝炎には特別な治療法はありませんが、飲酒は禁じられています。かゆみがある場合は、コレスチラミンという薬が効果的です。黄疸が消えれば、通常は安全に仕事に復帰できます。
経過と生活
予防
A型肝炎を予防するためには、食べ物を扱う際の衛生状態を改善することが重要です。手を石けんと水で洗うことや、汚染された水を避けることが推奨されます。また、A型肝炎の予防接種が小児に推奨されており、リスクの高い大人にも接種が勧められています。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。