病気の解説

レジオネラ症

別名:レジオネラ肺炎、在郷軍人病

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受診の目安

レジオネラ症では、非肺炎型は急性のインフルエンザ様疾患で、発熱・寒気・頭痛・全身のだるさ・筋肉痛などが主な症状で、通常は数日で治まります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、感染症内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

レジオネラ症は、汚染された水や植木鉢の土にあるレジオネラ菌に曝露されることで起こる病気です。症状は軽い発熱の風邪のようなものから、重症の肺炎までさまざまです。感染は地域社会・旅行先・病院などで起きることがあり、汚染された水のエアロゾルを吸い込むことが多いとされます。レジオネラ菌は自然の水域にも見られますが、人工の水システムがアウトブレイクの主な源とされています。潜伏期間は2日〜10日程度のケースが多く、ワクチンは現在ありません。治療を受けない場合は悪化することがあります。年齢や性別の傾向として、報告例の多くが50歳以上で男性が多いとされます。

主な症状

レジオネラ症には肺炎型と非肺炎型があります。非肺炎型は急性のインフルエンザ様疾患で、発熱・寒気・頭痛・全身のだるさ・筋肉痛などが主な症状で、通常は数日で治まります。肺炎型は潜伏期間が2〜10日で、初期には発熱や食欲不振、頭痛、だるさなどがみられます。一部の人では筋肉痛・下痢・混乱を伴うことがあり、痰が出ることもあります。重症化すると呼吸不全やショック、多臓器不全につながることがあります。

原因

原因物質は水や植木鉢の土にいるレジオネラ菌です。病気の主な源は世界の自然水域にいる淡水種のL. pneumophilaですが、人工水システムが病気の発生源として重要です。菌は水システム内で生息・成長し、20〜50度の温度範囲で活動します。バイオフィルムや自由生活する原生動物の内で生存・繁殖することもあり、これらの機構を通じて人の細胞へ感染させる可能性があります。

治療

治療

治療法はありますが、レジオネラ肺炎に対するワクチンは現在ありません。非肺炎型は自己制限性であり、抗生物質治療は必須ではないとされています。肺炎型のレジオネラ肺炎が疑われる場合は抗生物質治療を受ける必要があります。治療を受けていない場合は最初の週に悪化することがあります。

経過と生活

予防

予防は、レジオネラの成長とエアロゾルの拡散を最小限に抑える管理措置に依存します。具体的には、設備の適切なメンテナンス、定期的な清掃と消毒、温度管理などの物理的・化学的対策を実施します。建物や水システムごとに適切な水安全計画を導入し、リスクを減らすことが目標です。

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出典

参考: WHO Fact sheet: Legionellosis(英語の信頼できる医療情報源を、意味を変えない検証済みの翻訳で再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。