病気の解説

副腎腺腫

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受診の目安

副腎腺腫では、満月様顔貌や中心性肥満、水牛様脂肪沈着、皮膚の赤紫色の線条、皮膚の薄化・皮下出血、近位筋萎縮による筋力低下などがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、内分泌・代謝内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

副腎腺腫は副腎から自律的にコルチゾールを分泌する腫瘍です。クッシング症候群の原因のひとつとして、副腎腺腫によるコルチゾールの過剰分泌が挙げられます。治療の選択肢には副腎の手術(副腎摘出)があり、手術が難しい場合にはステロイドの合成を抑える薬や、場合によっては両側副腎摘出を検討します。

主な症状

主な症状には満月様顔貌や中心性肥満、水牛様脂肪沈着、皮膚の赤紫色の線条、皮膚の薄化・皮下出血、近位筋萎縮による筋力低下などがあります。小児では肥満と成長遅延がみられることもあります。非特異的な症状として高血圧や月経異常、座瘡(にきび)や多毛などが現れることがあります。

原因

本症の病態は、腺腫からの自律性コルチゾール分泌によって発症します。副腎腺腫または腫瘍が原因で、ACTHは抑制されることが多く、対側副腎は萎縮して見えることがあります。

病態

副腎腺腫により自律的にコルチゾールが分泌され、クッシング症候群を引き起こします。副腎腫瘍では脂肪成分が多いとされ、非造影CTでは低吸収値を示すことがあります。

リスク因子

5歳以下のクッシング症候群を呈する副腎腫瘍では70%が悪性とされると記載があります。男女比はほぼ同等か、男性にやや多いとされています。

検査と診断

検査

CTなどの画像検査の記載として、副腎腺腫では脂肪成分が多く、非造影CTでは10HU未満の低吸収値を示すことがあるとしています。

診断

診断にあたってはクッシング病の診断ガイドラインを参考にすると記載されています。

治療

治療

治療は副腎摘出が可能とされています。手術が不能な場合にはステロイド合成を抑える薬や、両側副腎摘出を検討します。

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出典

参考: 副腎腺腫 概要 - 小児慢性特定疾病情報センター(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。