病気の解説

多形紅斑

別名:EEM、多形性紅斑、多形滲出性紅斑

まず相談する診療科皮膚科
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緊急性の高い症状

発熱がある、くちびるや口の中・目が赤くなる・ただれる、皮膚の赤みや水ぶくれが急に広がるときは、重症型のおそれがあるため、すぐに医療機関を受診してください。薬を飲んでいる場合は、ただちに医師・薬剤師に連絡してください。

出典:厚生労働省 重篤副作用疾患別対応マニュアル(多形紅斑)、難病情報センター

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

次のようなときは、皮膚科を受診してください。

  • 丸い形や、境目のはっきりした赤い発疹が急に出てきた
  • 発疹が広がる、赤い部分に水ぶくれができる
  • 口唇ヘルペスなどの感染症や、薬を飲み始めたあとに発疹が出た(受診時に飲んでいる薬を伝えてください)

症状だけで病名は判断できません。薬が原因かもしれないと思っても、自己判断で中止せず医師・薬剤師に相談してください。

出典:厚生労働省 重篤副作用疾患別対応マニュアル(多形紅斑)

基本

概要

多形紅斑は、突然現れる赤い発疹が特徴の皮膚の病気です。発疹は腕や脚、顔に現れ、環状に広がることがあります。手のひらや足の裏にも見られることがあります。発疹の内部には淡い色のリング状の病変が現れ、中心部は紫色になることがあります。時には軽いかゆみや灼熱感を伴うこともありますが、症状がない場合もあります。唇や口の中に痛みを伴う水疱ができることもあり、まれに目にも影響が出ることがあります。

検査と診断

診断

多形紅斑の診断は、医師が特徴的な外観をもとに行います。ただし、スティーブンス-ジョンソン症候群という別の病気も初期には似た症状を示すことがあるため、医師は患者の状態を注意深く観察します。

治療

治療

多形紅斑は自然に治癒することが多く、通常は特別な治療は必要ありません。ただし、かゆみが気になる場合には、皮膚に塗る麻酔薬やコルチコステロイド、内服する抗ヒスタミン薬が役立つことがあります。また、口の中にできた水疱が痛む場合には、リドカインなどの麻酔薬を使用することがあります。飲食が難しい場合は、栄養分や水分を点滴で補給することもあります。再発が頻繁な場合は、抗ウイルス薬が有効なことがあります。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:厚生労働省 重篤副作用疾患別対応マニュアル 多形紅斑 / 難病情報センター 中毒性表皮壊死症(指定難病39)(2026-10-13 確認)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。