病気の解説
爪甲剥離症
別名:爪甲離床症
受診の目安
爪甲剥離症では、爪が先端から剥がれて浮き上がり、剥がれていない部分より白く、あるいは黄ばんで見えることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、皮膚科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
爪甲剥離症とは、爪が本来付着している爪床からはがれて浮いてくる状態です。爪甲は通常、爪床と強く付着していますが、剥がれると先端の爪が白や黄色に見えることがあります。症状が出る爪の本数は人によって違います。複数の爪に変化がある場合は全身疾患が疑われることがあります。
主な症状
爪が先端から剥がれて浮き上がり、剥がれていない部分より白く、あるいは黄ばんで見えることがあります。手足の複数の爪に症状が現れる場合、全身疾患が疑われることがあります。
原因
原因はさまざまですが、多くは特発性です。老化に伴う乾燥、甲状腺機能異常や強皮症などの全身疾患、乾癬などの皮膚疾患、不適切なマニキュアの使用、慢性の刺激・接触皮膚炎、カンジダ菌感染、末梢循環の悪化などが関係することがあります。
病態
爪甲剥離症では、爪甲が爪床から剥がれて浮く状態になることを指します。複数の原因があり、原因がはっきりしない場合もあります。
検査と診断
診断
診断では、原因に応じた治療を行うため、丁寧な問診のほか、疑われた病気に応じた検査を行うことがあります。カンジダ性爪甲剥離症が疑われる場合は、剥がれた爪甲を取り除き、爪床の角質を採取して顕微鏡観察をします。真菌が疑われる場合は真菌培養も行います。
治療
治療
全身疾患や皮膚疾患が原因ならその疾患を治療します。カンジダ性爪甲剥離症なら抗真菌薬の飲み薬や塗り薬を用います。薬の適用は医師がカンジダ菌に有効かどうかを確認します。
経過と生活
予防
原因が不明の爪甲剥離症では、ステロイド薬の塗り薬や保湿剤、ビタミンE類似成分の薬などが検討されることがあります。ネイルケアとしてマニキュアを続けることもありますが、持続する場合は専門医に相談します。
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出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。