病気の解説
成長ホルモン分泌不全性低身長症
受診の目安
成長ホルモン分泌不全性低身長症の症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、内分泌・代謝内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
成長ホルモン分泌不全性低身長症は、成長ホルモンが十分に分泌されずに身長が伸びない状態です。原因としては、両親の身長が低いことなど体質的な要因のほか、脳腫瘍や甲状腺機能の低下、慢性腎不全などさまざまな病気が関連することがあります。低身長の原因が成長ホルモンの不足によるものかどうかを検討するため、出生時の情報や身長の推移を確認しつつ検査を行います。
主な症状
身長が標準より低く、年齢とともに身長が伸び悩むことが特徴です。出生時はそう大きく低身長でなく、年齢が上がるにつれて身長が標準から離れていくことがあります。顔つきが年齢より幼く感じられることもあります。
検査と診断
検査
診断には出生時からの身長・体重データの確認や成長曲線の作成が行われます。一般的な検査には血液検査・尿検査・骨年齢検査(手のX線)があります。必要に応じて頭部のCTやMRIで脳下垂体の状態を詳しくみることがあります。ソマトメジンCの測定で成長ホルモンの分泌状況を評価し、基準以下の場合には成長ホルモン分泌刺激負荷試験を行うことがあります。
治療
治療
治療として成長ホルモンを皮下へ注射する方法があります。投与は毎日行い、家庭で家族が注射できるよう指導を受けることが多いです。小学校高学年になれば自己注射が可能になることもあります。注射部位の発赤や関節痛などの副作用が出ることがあります。体調が悪い時には注射を中止することがあり、主治医の指示に従います。
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出典
参考: 済生会 症状別病気解説(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。