病気の解説

肺高血圧症

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受診の目安

肺高血圧症では、最も多くみられる症状は運動時の息切れです。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、循環器内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

肺高血圧症は、血圧が高くなる状態です。原因により5つのグループに分けられ、最も特徴的なグループは肺動脈性肺高血圧症ですが、左心疾患や肺疾患・血液の酸素不足、血栓が関わる場合、その他の原因不明なケースなどがあります。特発性の肺高血圧症は男性より女性が多く、診断時の年齢は平均して約35歳とされています。治療には原因となる病気の治療や、血管を拡張して酸素の運搬を助ける薬、酸素投与などが含まれます。薬には効果と危険性があるため、医師の指示のもと慎重に行います。

主な症状

最も多くみられる症状は運動時の息切れです。ふらつきや疲労感、体の組織へ酸素が十分届かないことによる脱力感も現れることがあります。せきや喘鳴、むくみは肺の別の病気と関連することが多く、脚のむくみは右心不全のサインとして現れることがあります。まれに声がれることもあります。

検査と診断

診断

診断を確定するためには、胸部X線検査や心エコー検査、心電図検査、肺機能検査、6分間歩行テストなどを行います。胸がん動脈の拡大が見られることがあり、心エコーでは右心室の肥厚や血流の異常を確認することがあります。最終的には右心カテーテル検査によって右心室と肺動脈の血圧を測ることが多いです。

治療

治療

治療は、原因が分かればその治療を行うことが第一です。血管を拡張する薬や酸素投与で症状を和らげることが多く、合併症の予防や治療として抗凝固薬や肺移植を検討することがあります。活動の中で病状を悪化させる可能性のある喫煙や高地へ行くことは避けるべきです。血管拡張薬は胸部カテーテル室で事前に効果を試すことがあり、効果がある場合に使用します。特発性・遺伝性肺高血圧症、自己免疫疾患、慢性肝疾患、HIV、先天性心疾患、薬剤・毒素による肺高血圧症などの患者では血管拡張薬が有用であることがあります。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。