病気の解説
起立性調節障害
別名:体位性頻脈症候群
受診の目安
起立性調節障害では、代表的な症状として、立ちくらみ・めまい、立っていると気分が悪くなる、倒れるほど悪化すること、入浴時や嫌なものを見聞きしたときの気分悪化、動悸や息切れ、朝なかなか起きられず午前中の調子が悪い、顔色が青白い、疲れやすさ、頭痛など。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、精神科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
起立性調節障害は、思春期前後の小児に多くみられ、起立時にめまい、動悸、失神などが起きる自律神経の機能の乱れです。起立すると血液が下半身にたまり血圧が下がりやすくなりますが、通常は自律神経がこれを防ぐために血液を心臓へ戻す働きを強めます。ですがこの機能が低下すると血圧が下がり脳の血流が減り、様々な症状が現れることがあります。
主な症状
起立性調節障害の代表的な症状として、立ちくらみ・めまい、立っていると気分が悪くなる、倒れるほど悪化すること、入浴時や嫌なものを見聞きしたときの気分悪化、動悸や息切れ、朝なかなか起きられず午前中の調子が悪い、顔色が青白い、疲れやすさ、頭痛、乗り物酔い、などが挙げられます。これらの中から3つ以上該当する、または症状が強い場合に疑われます。診断には新起立試験などが用いられ、複数のタイプに分類されます。
治療
治療
治療としては、規則正しい生活を心がけ、十分な水分と塩分の摂取で循環血液量を増やすことが勧められます。下半身の筋肉量を増やす運動も血液を心臓へ戻す力を高めると考えられています。薬物療法として昇圧剤が用いられることがあります。漢方薬が効果的と考えられる場合もあるとされています。
経過と生活
予防
この病気は体質によるところが大きいとされ、成長とともに症状が軽くなることがあります。めまいや動悸、失神、疲れやすさ、腹痛、吐き気、頭痛、眠気などの不定愁訴が現れやすく、周囲の理解が大切です。適切な時期に受診すれば治療が比較的容易なことが多いとされています。
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出典
参考: 済生会 症状別病気解説(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。