病気の解説
遺伝性鉄芽球性貧血
受診の目安
遺伝性鉄芽球性貧血では、この病気の主な症状には、動悸、めまい、疲れやすさなどの貧血によるものがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、血液内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
遺伝性鉄芽球性貧血は、鉄の利用がうまくいかずに発症する貧血の一種です。この病気では、骨髄に異常な赤芽球である環状鉄芽球が増えることが特徴です。遺伝子の変異によって引き起こされるため、遺伝性の病気とされています。
主な症状
この病気の主な症状には、動悸、めまい、疲れやすさなどの貧血によるものがあります。また、体に鉄が長期間蓄積することによって、肝障害や糖尿病、心不全などの症状も現れることがあります。
原因
遺伝性鉄芽球性貧血は、主にALAS2遺伝子の変異によって引き起こされます。この遺伝子は赤血球のヘム合成に重要な役割を果たしており、変異があるとヘモグロビンが正常に作られず、貧血が発生します。
検査と診断
診断
この病気の診断には、骨髄検査が行われます。検査で環状鉄芽球が増えていることが確認されると、この病気が疑われます。特に、小児や血縁者に同様の貧血がある場合は、診断の可能性が高まります。最終的には遺伝子検査によって診断が確定します。
治療
治療
遺伝性鉄芽球性貧血の治療法は、病気の種類によって異なります。X連鎖性鉄芽球性貧血の場合、ビタミンB6の大量投与が効果を示すことがありますが、その他のタイプでは治療法がなく、輸血などの対症療法が行われます。重症の場合は造血幹細胞移植が考慮されることもあります。
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出典
参考: 難病情報センター(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。