ME機器のBF形装着部を表す医療機器関連図記号はどれか。
画像の選択肢を選ぶと答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第70回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢・図は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整え、図は冊子から切り出しています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
ME機器の装着部は、患者への適用部位と電気的保護の程度によって分類されます。BF形装着部は、患者への直接的な電気的接続を想定し、浮遊容量や漏れ電流に対する保護を強化したタイプです。この記号は、人体(患者)が正方形の枠内に描かれており、患者への直接的な適用を示すと同時に、浮遊接地されていない(フローティング)保護を意味します。心臓への直接接続は意図せず、一般的に体表面への適用に用いられます。
選択肢ごとの解説
- 1. これは保護接地端子(アース)を示す記号です。機器の金属筐体などを接地し、感電事故を防ぐための安全対策を示します。正しくは:これは保護接地端子を示す記号であり、ME機器の装着部を示す記号ではありません。選びやすい理由:医療機器の安全に関する記号であるため、一見すると関連があるように見えますが、装着部の分類とは異なります。混同注意:ME機器の装着部に関する記号。保護接地は機器本体の安全性を示すもので、患者への接続部の安全性を示すものではありません。
- 2. これはクラスII機器、すなわち二重絶縁機器を示す記号です。感電保護を基礎絶縁に加えて二重絶縁または強化絶縁によって行っていることを示します。正しくは:これはクラスII機器を示す記号であり、ME機器の装着部を示す記号ではありません。選びやすい理由:医療機器の安全に関する分類記号であるため、装着部の分類と混同しやすいです。混同注意:ME機器の装着部に関する記号。これは機器全体の感電保護クラスを示す記号です。
- 3. 正解。この記号は、正方形の枠内に人体が描かれており、BF形装着部を表します。BF形は体表面に適用され、浮遊接地(フローティング)されており、漏れ電流に対する保護が強化されています。これは、心臓への直接接続を意図しない中で、比較的高い安全性が求められる装着部に使用されます。選びやすい理由:正しい知識があれば迷うことはありません。混同注意:B形装着部(枠なしの人体記号)やCF形装着部(枠内の心臓記号)。
- 4. これはCF形装着部を表す記号です。正方形の枠内に心臓が描かれており、心臓への直接接続が可能であることを示し、最も高い電気的保護(低漏れ電流)が要求される装着部です。正しくは:これはCF形装着部を示す記号であり、BF形装着部ではありません。選びやすい理由:装着部を示す記号であるため、BF形との区別が曖昧な場合に選びやすいです。混同注意:BF形装着部。人体と心臓の記号の違いを正確に覚える必要があります。
- 5. これは『注意、警告』を示す記号であり、一般的な危険や注意喚起に使用されます。特定のME機器装着部を表すものではありません。正しくは:これは一般的な注意喚起記号であり、ME機器の装着部を示す記号ではありません。選びやすい理由:医療機器に表示される安全に関する記号の一つであるため、他の安全記号と混同しやすいです。混同注意:ME機器の装着部に関する記号。これは機器使用上の一般的な注意事項を示す記号です。
国試ポイント
医療機器の安全に関する国際規格(IEC 60601-1など)で定められた、ME機器の装着部に関する記号の種類と意味を正確に理解しているかが問われます。
混同注意
B形装着部(枠なしの人体記号)は、BF形と比較して、浮遊接地されておらず、非心臓直接接続(体表面)に適用されますが、保護の程度が異なります。CF形装着部(枠内の心臓記号)は、心臓への直接接続が可能な、最も高い電気的保護を提供する装着部です。
次に同じ論点が出たら
同様の論点が出題された場合、選択肢の記号が「人体」を示しているか、「心臓」を示しているか、また「四角い枠」で囲まれているか否かを判断基準とします。枠の有無でB形とBF形を、人体と心臓でBF形とCF形を区別します。
関連知識
ME機器の装着部には、B形、BF形、CF形の3種類があります。B形は一般的な体表面への適用、BF形は浮遊接地(フローティング)された体表面への適用、CF形は心臓への直接接続を伴う最も高い安全性を持つ装着部です。各記号とそれが示す保護の程度、適用部位をセットで覚えることが重要です。