聴性脳幹反応~ABRにおいて外側毛帯を起源とするのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第65回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
聴性脳幹反応(ABR)は、音刺激に対する脳幹の電気生理学的反応を記録する検査です。各波形は聴覚経路における特定の解剖学的部位を起源としています。Ⅳ波は主に外側毛帯(特に外側毛帯核)を発生源とします。Ⅰ波は聴神経、Ⅱ波は蝸牛神経核、Ⅲ波は上オリーブ核、Ⅴ波は下丘が主な発生源です。
選択肢ごとの解説
- 1. Ⅰ波の発生源は聴神経です。正しくは:Ⅰ波の発生源は聴神経です。選びやすい理由:ABRの波形と発生源の知識は必須であり、どれか一つが正解であるため、他の波形を誤って選んでしまう可能性があります。混同注意:他のABR波形(Ⅱ波、Ⅲ波、Ⅴ波など)の発生源と混同しやすいです。
- 2. Ⅱ波の発生源は蝸牛神経核です。正しくは:Ⅱ波の発生源は蝸牛神経核です。選びやすい理由:ABRの波形と発生源の知識は必須であり、どれか一つが正解であるため、他の波形を誤って選んでしまう可能性があります。混同注意:他のABR波形(Ⅰ波、Ⅲ波、Ⅴ波など)の発生源と混同しやすいです。
- 3. Ⅲ波の発生源は上オリーブ核です。正しくは:Ⅲ波の発生源は上オリーブ核です。選びやすい理由:ABRの波形と発生源の知識は必須であり、どれか一つが正解であるため、他の波形を誤って選んでしまう可能性があります。混同注意:他のABR波形(Ⅰ波、Ⅱ波、Ⅴ波など)の発生源と混同しやすいです。
- 4. 正解。Ⅳ波の主な発生源は外側毛帯とされています。特に外側毛帯核からの寄与が大きいとされています。
- 5. Ⅴ波の発生源は下丘です。正しくは:Ⅴ波の発生源は下丘です。選びやすい理由:Ⅴ波はABRで最も安定して認められる波形であり、臨床的に重要な波形であるため、誤って選んでしまう可能性があります。また、外側毛帯からの刺激も下丘へと伝わるため、関連性を感じて混同する可能性もあります。混同注意:下丘からの発生と混同しやすいです。また、他のABR波形(Ⅰ波、Ⅱ波、Ⅲ波など)の発生源と混同しやすいです。
国試ポイント
聴性脳幹反応(ABR)における各波形の発生源は、臨床検査技師国家試験で頻繁に出題される重要な知識点です。特に、主要なⅠ、Ⅲ、Ⅴ波だけでなく、Ⅳ波の発生源まで正確に覚えているかが問われます。波形の順序と対応する脳幹の経路を理解していることが求められます。
混同注意
各ABR波形の発生源を互いに混同しやすいです。特に、外側毛帯と下丘(Ⅳ波とⅤ波)や、蝸牛神経核と上オリーブ核(Ⅱ波とⅢ波)などが混同されやすい傾向があります。
次に同じ論点が出たら
次に同じ論点が出た場合、ABRの各波形(I, II, III, IV, V)と、それぞれに対応する聴覚伝導路の解剖学的部位(聴神経、蝸牛神経核、上オリーブ核、外側毛帯、下丘)を正確に結びつけられるかを確認する。
関連知識
ABRの各波形とその発生源、各波形の潜時と振幅の正常値、聴力レベル推定におけるV波の意義、ABRを用いた聴覚閾値検査や脳幹機能評価、新生児聴覚スクリーニングにおけるABR(AABR)の応用、病的状態(例:聴神経腫瘍、多発性硬化症)におけるABRの変化パターン。