基礎代謝量が最も多い時期はどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第106回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
基礎代謝量は、一般的に成長期に高く、特に青年期にピークを迎えます。その後、加齢とともに徐々に減少していく傾向があります。青年期は身体が活発に成長し、細胞の新陳代謝が盛んなため、エネルギー消費量が多くなります。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。基礎代謝量は成長期に最も高く、特に青年期(思春期から成人早期)は身体活動量が多く、細胞の新陳代謝が活発なため、基礎代謝量が最大となります。選びやすい理由:加齢とともに基礎代謝量は減少傾向にあるため、この選択肢が最も適切です。混同注意:他の選択肢は基礎代謝量が減少する時期にあたるため、混同しないようにしましょう。
- 2. 壮年期は青年期と比較すると基礎代謝量が減少傾向にあります。一般的に20歳代後半から徐々に低下し始めます。正しくは:基礎代謝量は青年期と比較して低下している時期です。選びやすい理由:活動量が多い人もいるため、まだ高いと誤解する可能性がありますが、身体の生理機能としては低下傾向です。混同注意:壮年期は社会的に活動的な時期ですが、身体の代謝機能としてはピークを過ぎています。
- 3. 向老期(中高年期)は、壮年期よりもさらに基礎代謝量が減少します。加齢に伴い筋肉量が減少することなどが影響します。正しくは:基礎代謝量は加齢とともにさらに減少する時期です。選びやすい理由:まだ完全に高齢ではないため、それほど低下していないと考えるかもしれませんが、既に減少は進んでいます。混同注意:老年期と混同しやすいですが、向老期も代謝は低下しています。
- 4. 老年期は基礎代謝量が最も低い時期です。加齢による筋肉量の顕著な減少や身体活動量の低下が大きく影響します。正しくは:基礎代謝量は最も低い時期です。選びやすい理由:年齢が高いため、必然的に最も低いと理解しやすいですが、最も高い時期との比較で正しく判断しましょう。混同注意:成長期と加齢期の基礎代謝量の違いを明確に理解する必要があります。
国試ポイント
基礎代謝量の年齢による変化を理解しているかが問われる問題です。成長期(特に青年期)に最も高く、加齢とともに低下するという基本的な生理学の知識が重要です。
混同注意
各ライフステージにおける身体の変化とそれに応じた代謝の変動が理解できていないと、誤った選択肢を選んでしまう可能性があります。特に、活動量と基礎代謝量を混同しないことが大切です。
次に同じ論点が出たら
この問題では最も多い時期を問われていますが、逆に最も少ない時期、あるいは基礎代謝量に影響を与える他の要因についても理解を深めると良いでしょう。
関連知識
基礎代謝量は、性別、体表面積、筋肉量、甲状腺ホルモンの分泌量などにも影響されます。また、小児期は成長のために高い基礎代謝量を持ちますが、選択肢の中では青年期が最も高い時期となります。