介護保険制度における地域密着型サービスはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第108回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
介護保険制度における地域密着型サービスは、高齢者が住み慣れた地域で生活を継続できるよう、地域の実情に応じた多様なサービスを提供します。認知症対応型共同生活介護〈認知症高齢者グループホーム〉は、その代表的なサービスの一つであり、地域に根ざした小規模な施設でサービスが提供されます。
選択肢ごとの解説
- 1. 介護老人保健施設は、要介護者が医療ケアを受けながら在宅復帰を目指すための施設サービスであり、地域密着型サービスには分類されません。正しくは:介護老人保健施設は施設サービスである。選びやすい理由:「施設」という名称から地域サービスと混同しやすいが、これは特定入所者生活介護のような地域密着型サービスとは異なる。混同注意:施設サービスと地域密着型サービスの違い。
- 2. 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)は、要介護者が生活の場として入所する施設サービスであり、地域密着型サービスとは区別されます。正しくは:介護老人福祉施設は施設サービスである。選びやすい理由:これも「施設」とつくため、地域密着型サービスと誤解しやすいが、明確に異なるカテゴリーに属する。混同注意:施設サービスと地域密着型サービスの違い。
- 3. 通所リハビリテーションは、居宅サービスの一つであり、地域密着型サービスとは異なります。利用者が施設に通い、リハビリテーションを受けます。正しくは:通所リハビリテーションは居宅サービスである。選びやすい理由:地域の施設で提供されるため地域密着型サービスと錯覚しやすいが、居宅サービスとして位置づけられている。混同注意:居宅サービスと地域密着型サービスの違い。
- 4. 正解。認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)は、地域密着型サービスの一つです。これは、認知症の高齢者が少人数で共同生活を送り、地域との交流を図りながら自立した日常生活を送れるよう支援するサービスです。正しくは:この選択肢は正しい。
国試ポイント
介護保険制度における各種サービスの種類と分類(施設サービス、居宅サービス、地域密着型サービス)を正確に理解しているかが問われる。特に地域密着型サービスの具体例を覚えておくことが重要。
混同注意
居宅サービスと地域密着型サービスは、どちらも在宅生活を支援する点で似ているが、提供主体や規模、サービス内容に違いがあるため混同しやすい。特に、訪問介護や通所介護が居宅サービスであるのに対し、小規模多機能型居宅介護や認知症対応型共同生活介護が地域密着型サービスである点を区別する必要がある。
次に同じ論点が出たら
地域密着型サービスの他の具体例を挙げられるか、またそれらのサービスがなぜ地域密着型に分類されるのかを説明できるか。
関連知識
地域密着型サービスには、他に小規模多機能型居宅介護、夜間対応型訪問介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、地域密着型通所介護、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護などがある。それぞれのサービスがどのような目的で、どのような内容を提供しているかを把握することも重要。