子どもの遊びで正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第110回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
遊びは子どもの発達において多面的な役割を果たします。特に身体遊びは、粗大運動能力や微細運動能力の発達を促し、心肺機能の向上、筋力の強化、バランス感覚の育成に寄与します。また、屋外での遊びは骨の健康を促進し、肥満予防にも繋がります。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。遊びは、走る、跳ぶ、掴むなどの身体活動を通じて、筋肉や骨の発育、運動機能の向上を促進します。また、屋外での遊びは免疫力の向上にも寄与します。選びやすい理由:遊びが子どもの成長に不可欠であるという一般的な認識と合致するため。混同注意:特定の遊びの種類が特定の機能のみを促進すると誤解すること。
- 2. 1歳児に多くみられるのは、主に探索遊びや感覚遊びです。ごっこ遊びは象徴機能の発達を必要とし、2歳後半から3歳頃に本格的に見られるようになります。選びやすい理由:ごっこ遊びが子どもの遊びとして広く認識されているため、発達段階を気にせず選びがちです。混同注意:各発達段階における主要な遊びの種類。
- 3. 感覚遊びは、乳児期から活発に観察される遊びであり、特に0歳から1歳半頃に盛んに行われます。視覚、聴覚、触覚などを通して世界を認識する重要な遊びです。正しくは:感覚遊びは、乳児期から活発に観察される遊びです。選びやすい理由:遊びの種類と発達段階の関係が複雑であり、誤った知識が選択肢として魅力的に映るため。混同注意:感覚遊びと、より高度な認知機能が関わる構成遊びやルール遊びの発達時期。
- 4. 乳児の長時間テレビ視聴は、能動的な言葉のやり取りが少ないため、言語発達をむしろ阻害する可能性が指摘されています。厚生労働省も推奨していません。正しくは:乳児が長時間テレビを視聴することは、言語の発達を阻害する可能性があります。選びやすい理由:現代社会において映像が身近であるため、テレビ視聴も教育効果があると誤解しやすいです。混同注意:受動的な視聴と能動的なコミュニケーションの区別。
国試ポイント
子どもの遊びが身体的、精神的、社会的な発達に与える影響と、各発達段階における遊びの特徴を理解することが重要です。
混同注意
遊びの種類(感覚遊び、探索遊び、構成遊び、ごっこ遊び、ルール遊びなど)とその発達段階との関係性を混同しないように注意が必要です。
次に同じ論点が出たら
子どもの発達段階とそれに適した遊びの種類、遊びが各発達領域(身体、認知、社会性、情動)に与える具体的な影響について、正しく理解しているか。
関連知識
乳幼児の遊びとアタッチメントの関係、遊びを通じた社会性の発達、遊びの環境設定の重要性、発達障害のある子どもの遊びの支援など。