健康日本21(第二次)における1日の塩分摂取量の目標値で正しいのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第112回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
健康日本21(第二次)では、生活習慣病予防の観点から、成人1人1日あたりの食塩摂取量の目標値を「8.0g未満」と定めています。これは、日本人の食習慣を考慮しつつ、健康増進を図るための具体的な数値目標です。
選択肢ごとの解説
- 1. これは、世界保健機関(WHO)が推奨する一般的な成人における食塩摂取量の目標値(5g未満)に近い値ですが、健康日本21(第二次)で設定された目標値ではありません。正しくは:現在の日本人の一般的な食塩摂取量よりも低く、より厳しい目標値です。選びやすい理由:WHOの推奨値と混同しやすい。混同注意:WHOの目標値(5g未満)は、より厳格な健康指標として認識されています。
- 2. 正解。健康日本21(第二次)では、成人における1日の食塩摂取量の目標値として「8.0g未満」が設定されています。これは、日本人の生活習慣病予防と健康寿命の延伸を目指す重要な目標の一つです。正しくは:正しい目標値です。選びやすい理由:具体的な数値として覚えやすい。混同注意:性別や年齢による推奨値の違い(男性7.5g未満、女性6.5g未満)と混同することがある。
- 3. これは、健康日本21(第一次)で設定されていた成人男性の目標値に近い値ですが、第二次ではさらに引き下げられました。現状の日本人の平均摂取量に近いですが、目標値としては高すぎます。正しくは:健康日本21(第二次)の目標値としては高すぎます。現在の平均摂取量は男性約11g、女性約9gです。選びやすい理由:過去の目標値や、現在の平均摂取量と混同する可能性がある。混同注意:過去の目標値(健康日本21第一次の目標値)と現在の目標値を混同しやすいです。
- 4. この値は、現在の日本人の平均的な食塩摂取量よりも高い、あるいは同程度の値であり、健康日本21(第二次)で推奨される目標値としては適切ではありません。高血圧や腎臓病のリスクが高まります。正しくは:現在の平均摂取量(特に男性)に近い値ですが、健康目標としては高すぎます。選びやすい理由:日本人の食習慣からくる一般的な摂取量と誤解しやすい。混同注意:現在の平均摂取量よりもさらに高い値であり、健康を促進する目標値ではないと理解することが重要です。
国試ポイント
健康日本21(第二次)における栄養・食生活分野の目標値、特に食塩摂取量に関する知識が問われています。関連する健康指標や最新のガイドラインについても把握しておくことが重要です。
混同注意
健康日本21(第一次)の目標値や、WHOが推奨する食塩摂取量(5g未満)と混同しやすいです。それぞれの目標値が設定された背景や数値の違いを正確に理解しておく必要があります。
次に同じ論点が出たら
健康日本21(第二次)の目標達成に向けた具体的な看護介入や、患者への栄養指導のポイントを考慮できるか。
関連知識
・健康日本21(第二次)の他の栄養目標(野菜摂取量、果物摂取量など) ・高血圧症予防のための減塩指導 ・日本人の食事摂取基準(2020年版)におけるナトリウム(食塩相当量)の目標量:成人男性7.5g未満、成人女性6.5g未満