看護師免許を付与するのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第111回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
保健師助産師看護師法(保助看法)第8条に「免許は、厚生労働大臣が、これを付与する。」と明記されています。看護師免許は国家資格であり、その管理・付与は国の行政機関の長である厚生労働大臣が行うことが基本原則です。
選択肢ごとの解説
- 1. 保健所の長は、地域の公衆衛生に関する業務を統括しますが、看護師免許の付与権限はありません。正しくは:厚生労働大臣選びやすい理由:保健所は地域医療の身近な拠点であるため、関連があるように思えるかもしれません。混同注意:公衆衛生分野での役割と免許交付の役割を混同しやすいです。
- 2. 正解。保健師助産師看護師法第8条において、看護師免許は厚生労働大臣がこれを付与すると規定されています。これは国家資格であり、その管理は国の最高機関が行います。選びやすい理由:国の最高機関が関与するという点で、他の国の行政機関と混同する可能性があります。混同注意:地方自治体と国の行政機関の役割分担を理解していないと迷うことがあります。
- 3. 都道府県知事は、医師法の一部や医療法において医療機関の開設許可など、地域の医療行政に関する権限を持ちますが、看護師免許の付与権限はありません。正しくは:厚生労働大臣選びやすい理由:医師国家試験の予備試験のように、一部の医療関係資格に都道府県知事が関与するケースもあるため、混同する可能性があります。混同注意:地方の行政の長と国の行政の長との職務権限の違いを理解していないと誤りやすいです。
- 4. 文部科学大臣は、主に教育・科学・文化・スポーツに関する行政を所管しており、看護師免許の付与とは直接的な関係がありません。正しくは:厚生労働大臣選びやすい理由:看護師養成学校の監督など、教育面での関連を想像して選択してしまうかもしれません。混同注意:所管する行政分野が全く異なるため、混同は少ないかもしれませんが、知識が曖昧な場合は選びかねません。
国試ポイント
看護師免許の法的根拠と、その付与主体を正確に理解しているかが問われる基本的な問題です。保助看法の内容を理解しておく必要があります。
混同注意
都道府県知事や保健所長など、地域医療に関わる他の機関の長と混同しやすいため、それぞれの役割と権限を明確に区別することが重要です。
次に同じ論点が出たら
この知識を基に、看護師免許の取り消しや停止、再交付といった手続きの主体についても関連付けて学習すると、より深い理解が得られます。
関連知識
他の医療系国家資格(医師、薬剤師など)についても、同様に厚生労働大臣が免許を付与します。地方自治体(都道府県、市町村)が関わるのは、医療機関の開設許可や医療従事者の届出受理など、運用面での役割が主です。