平均寿命で正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第114回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
平均寿命とは、0歳の平均余命を指します。ある年に生まれた0歳児が、今後その時点の死亡状況が続くと仮定した場合に、平均であと何年生きられるかを示したものです。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。平均寿命は、その年に生まれた0歳児があと何年生きられるかを示す平均余命のことです。
- 2. 平均寿命は0歳の平均余命であり、50歳の平均余命ではありません。50歳の平均余命は、50歳時点からあと何年生きられるかを示すもので、平均寿命とは別の指標です。正しくは:平均寿命は0歳児の平均余命を指します。選びやすい理由:平均余命という言葉が含まれているため、部分的に正しいように見えます。混同注意:平均寿命と特定の年齢(例: 50歳)の平均余命との違い
- 3. 平均寿命は、もしその年の死亡状況が続くと仮定した場合に0歳児があと何年生きられるかを示す指標であり、実際に死亡した人々の平均年齢ではありません。死亡者の平均年齢は、その年に亡くなった人々の年齢を平均したものです。正しくは:平均寿命は0歳児の平均余命を指します。選びやすい理由:「平均」という言葉から、死亡者の平均年齢と混同しやすいです。混同注意:平均寿命と死亡者の平均年齢
- 4. 平均寿命は0歳の平均余命であるのに対し、健康寿命は『健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間』を指します。また、健康寿命は特定の年齢(例: 60歳)の健康寿命と直接的な同義ではありません。正しくは:平均寿命は0歳児の平均余命を指します。選びやすい理由:健康寿命も重要な指標であり、平均寿命と似た概念のように感じられるかもしれません。混同注意:平均寿命と健康寿命
国試ポイント
公衆衛生学における基本的な人口統計学指標(平均寿命、平均余命、健康寿命、粗死亡率など)の定義と違いを正確に理解しているかが問われます。特に平均寿命が0歳の平均余命であることを正確に覚えていることが重要です。
混同注意
平均寿命、平均余命(特定年齢)、健康寿命、死亡者の平均年齢
次に同じ論点が出たら
次回同じ論点が出た場合、健康寿命の定義や、特定の年齢における平均余命の計算方法など、関連する人口統計学指標の具体的な内容を問われる可能性が高い。
関連知識
平均余命:ある年齢の人が、その後何年生きられるかを示す期待値。平均寿命はその中でも0歳の平均余命を指す。健康寿命:健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間。粗死亡率:人口1000人あたりの年間の死亡者数。