令和元年(2019年)の国民健康・栄養調査で、運動習慣のある割合が最も高いのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第114回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
令和元年国民健康・栄養調査の結果では、運動習慣のある割合は70歳以上が最も高くなっています。これは、高齢期における健康維持への意識の高さや、比較的時間を確保しやすい生活様式が背景にあると考えられます。
選択肢ごとの解説
- 1. 国民健康・栄養調査(令和元年)では、20歳代の運動習慣のある割合は男性で15.3%、女性で12.8%と、他の年代と比べて低い傾向にあります。正しくは:運動習慣のある割合は最も高いわけではない。選びやすい理由:若い世代は健康意識が高いというイメージから選んでしまうかもしれない。混同注意:健康意識の高さと実際の運動習慣の有無を混同しやすい。
- 2. 国民健康・栄養調査(令和元年)では、40歳代の運動習慣のある割合は男性で21.8%、女性で17.0%と、70歳以上より低い結果となっています。正しくは:運動習慣のある割合は最も高いわけではない。選びやすい理由:働き盛りで健康への関心が高まり始める時期と捉えられがちだが、忙しさから運動習慣が定着しにくい可能性もある。混同注意:健康への関心と実際の行動のギャップを考慮できていない可能性がある。
- 3. 国民健康・栄養調査(令和元年)では、60歳代の運動習慣のある割合は男性で30.6%、女性で26.9%と、70歳以上より低い結果となっています。正しくは:運動習慣のある割合は最も高いわけではない。選びやすい理由:リタイア後の時間的な余裕から運動を始める人が多いというイメージを持つかもしれない。混同注意:加齢に伴う健康意識の高まりと、その結果としての運動習慣の定着度合いを混同しやすい。
- 4. 正解。厚生労働省が発表した令和元年国民健康・栄養調査の結果によると、運動習慣のある人の割合は男性38.5%、女性32.6%で、すべての年代の中で70歳以上が最も高い割合を示しています。これは、健康維持への意識が高く、ウォーキングなど比較的軽度な運動を日常的に取り入れている人が多いためと考えられます。
国試ポイント
特定の年の国民健康・栄養調査の結果に関する知識、特に健康行動(運動習慣)の年代別特徴を問う問題です。統計データに基づいた国民の健康状況を理解しているかが試されます。
混同注意
若い世代の方が運動意識が高い、または働き盛りの世代が健康に気を使うと思われがちですが、実際の統計データは高齢者の方が運動習慣を持つ割合が高いことを示しています。イメージと現実のギャップで誤答しやすいです。
次に同じ論点が出たら
今後も国民健康・栄養調査の最新結果から、特定の健康指標(喫煙率、飲酒習慣、野菜摂取量、BMIなど)の年代別・性別傾向、または経年変化について問われる可能性があります。
関連知識
国民健康・栄養調査は、健康増進法に基づいて毎年実施される国の重要な調査であり、国民の健康状態や栄養摂取状況、生活習慣に関する実態を把握し、健康政策の策定に活用されます。運動習慣の定義は「1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続している者」です。