平成29年(2017年)の国民健康・栄養調査において、男性で運動習慣のある割合が最も多いのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第110回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
2017年(平成29年)の国民健康・栄養調査において、男性で運動習慣のある割合が最も高かったのは「70歳以上」という結果が出ています。高齢期には健康寿命の延伸や生活習慣病予防のために運動の重要性が高く認識され、余暇時間の増加も相まって運動習慣を持つ人が増加する傾向が見られます。
選択肢ごとの解説
- 1. 国民健康・栄養調査によると、20代男性の運動習慣の割合は他の年代に比べて低い傾向にあります。特に仕事や子育てで忙しい時期であり、運動時間が確保しにくいと考えられます。正しくは:この年代は運動習慣の割合が最も低い部類に入る。選びやすい理由:若い世代は体力があるため、運動習慣も多いと誤解しやすい。混同注意:運動能力が高いことと運動習慣があることは異なる。
- 2. 40代男性の運動習慣の割合は、調査によると中程度の水準ですが、最も高いわけではありません。健康意識は高まる時期ですが、仕事の多忙さなどが影響していると考えられます。正しくは:この年代は運動習慣の割合は中程度である。選びやすい理由:働き盛りの年代で健康への関心も高まるため、運動習慣も増えると考えがち。混同注意:健康への意識と実際の運動習慣が必ずしも一致しない。
- 3. 60代男性の運動習慣の割合は比較的高いですが、70歳以上には及びません。退職後に時間的余裕ができ、健康維持のために運動を始める人が増える傾向にあります。正しくは:この年代の運動習慣の割合は高いが、最も高いわけではない。選びやすい理由:退職して時間があるため、運動する人が多いと想像しやすい。混同注意:加齢による健康不安から運動を始める人が多いが、最高値ではない。
- 4. 正解。2017年の国民健康・栄養調査によると、男性で運動習慣のある割合が最も高かったのは70歳以上の区分でした。高齢期には健康維持のために運動の重要性が認識され、時間的な余裕もできることから、積極的に運動に取り組む人が多い傾向にあります。正しくは:70歳以上の男性は、健康維持への意識と時間的余裕から運動習慣の割合が最も高い。選びやすい理由:高齢になると運動能力が低下するため、運動習慣も減少すると考えがちだが、実際の調査結果は異なる。混同注意:身体能力の低下と運動習慣の有無を混同しやすい。
国試ポイント
国民健康・栄養調査の結果に関する知識、特に特定の健康行動(運動習慣など)が年代別にどのように分布するかを理解しているかが問われる。高齢者の健康意識と行動の特徴を押さえることが重要。
混同注意
若い世代ほど体力があり運動する機会が多いと錯覚しがちだが、実際の習慣の有無はライフスタイルや健康意識に左右される。
次に同じ論点が出たら
この問題で国民健康・栄養調査のデータ把握ができていれば、他の健康行動(例:喫煙率、飲酒習慣、食塩摂取量など)の年代別・性別の傾向についても確認し、理解を深めることが望ましい。
関連知識
国民健康・栄養調査は、国民の健康の現状と生活習慣を明らかにするための基幹統計調査である。運動習慣の定義(週2回以上、1回30分以上の運動を1年以上続けている)についても理解しておく必要がある。