中間楔状骨に接するのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第55回理学療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
中間楔状骨は足根骨の一つであり、舟状骨と前方で関節を形成します。舟状骨は3つの楔状骨(内側、中間、外側)全てと関節面を持つため、中間楔状骨とも直接接合します。
選択肢ごとの解説
- 1. 距骨は足関節を構成する骨であり、中間楔状骨とは直接接しません。距骨は主に舟状骨とは関節を形成せず、脛骨・腓骨、および踵骨と接します。正しくは:距骨は舟状骨よりも後方に位置し、舟状骨とは関節を作らず、脛骨・腓骨および踵骨と関節を作ります。選びやすい理由:足根骨の一部であるため、位置関係が混同されやすいですが、中間楔状骨とは直接の関節面を持ちません。混同注意:足根骨の配置や、距骨が荷重を担う中心的な骨であるというイメージから、他の骨との接合を広く想定してしまうことがあります。
- 2. 脛骨は下腿の主要な骨であり、足関節を介して足根骨と関節を形成しますが、中間楔状骨とは直接接しません。脛骨が接するのは距骨です。正しくは:脛骨は下腿骨であり、足根骨の中では距骨と関節を作ります。中間楔状骨とは直接接しません。選びやすい理由:足関節の形成に関わるため、足の骨と関連が深いと考えがちですが、楔状骨とは直接接合しません。混同注意:足関節の構成骨としての脛骨と、足根骨の個々の骨との直接的な関係を混同しやすいです。
- 3. 正解。舟状骨は足根骨の一つで、後方で距骨と、前方で3つの楔状骨(内側、中間、外側)と関節を形成します。したがって、舟状骨は中間楔状骨の近位に位置し、直接接します。正しくは:舟状骨は、中間楔状骨の近位に位置し、直接関節を形成します。
- 4. 踵骨は足根骨の中で最も大きく、距骨の下に位置し、主に距骨と関節を形成します。中間楔状骨とは直接接しません。正しくは:踵骨は足根骨の最も後方に位置し、距骨と関節を作りますが、中間楔状骨とは直接接しません。選びやすい理由:足根骨群の一部であるため、中間楔状骨との関連を連想しやすいですが、解剖学的な位置関係が異なります。混同注意:足根骨全体の構造を漠然と捉えてしまい、個々の骨の詳細な関節面を見落としやすいです。
- 5. 腓骨は下腿の外側にある骨で、足関節を構成する一部ですが、中間楔状骨とは直接接しません。腓骨が接するのは距骨です。正しくは:腓骨は下腿の外側の骨であり、足根骨の中では距骨と関節を作ります。中間楔状骨とは直接接しません。選びやすい理由:脛骨と同様に、足関節に関わるため、足の骨全体と広く関係すると誤解しやすいです。混同注意:足関節の構成要素としての腓骨と、足根骨の詳細な関節関係を混同しやすいです。
国試ポイント
この問題は、足根骨の個々の骨の名称と、それらの骨が互いにどのように関節を形成しているかという解剖学的な知識を問うものです。特に、足の小さな骨である楔状骨や舟状骨などの位置関係を正確に把握しているかを確認しています。
混同注意
足根骨は数が多く、特に楔状骨、舟状骨、立方骨の位置関係は混同しやすいです。また、距骨や踵骨といった大きな骨と、足部のより末梢の骨との接合関係も誤解されがちです。
次に同じ論点が出たら
同様の論点が出題された場合、他の楔状骨(内側楔状骨、外側楔状骨)が接する骨、または立方骨や舟状骨が接する骨について問われる可能性が高いでしょう。また、特定の足根骨がどの足指の中足骨と接するかという詳細な知識も問われることがあります。
関連知識
足根骨の配置、足関節の構成、各足根骨が形成する関節。特に、ショパール関節(横足根関節:距骨・踵骨と舟状骨・立方骨の間)やリスフラン関節(足根中足関節:楔状骨・立方骨と中足骨の間)といった主要な関節線とその構成骨も関連知識として重要です。