呼吸器症状について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
気胸は胸膜腔に空気が貯留することで、肺の虚脱や胸膜の伸展刺激により突然の胸痛を生じることが多い。特に自然気胸では鋭い胸痛が典型的症状である。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。気胸は胸腔内に空気が貯留し、肺が虚脱することによって胸膜が刺激され、胸痛を引き起こす。これは気胸の典型的な症状の一つである。
- 2. 喘息による咳は、気道過敏性が亢進しているため、特に夜間から早朝にかけて悪化することが多い。日中より夜間に多く見られるのが特徴である。 正しくは:喘息による咳は夜間から早朝にかけて多い。
- 3. 痰を伴わない咳は乾性咳嗽(非生産性咳嗽)といい、痰を伴う咳は湿性咳嗽(生産性咳嗽)という。設問の定義は逆である。 正しくは:痰を伴わない咳を乾性咳嗽という。
- 4. 動脈血酸素飽和度が正常であっても、換気量の増加(過呼吸)や呼吸筋疲労、精神的要因などにより呼吸困難を呈することがある。呼吸困難は自覚症状であり、客観的な数値だけで判断できない。 正しくは:動脈血酸素飽和度が正常であっても呼吸困難を呈することはある。
国試ポイント
呼吸器疾患における主要症状(咳、痰、呼吸困難、胸痛など)の基本的特徴と、それぞれの疾患との関連性を理解することが重要。
混同注意
胸痛の原因は多岐にわたるため、気胸による胸痛と他の心臓疾患(心筋梗塞など)や消化器疾患(逆流性食道炎など)による胸痛を混同しない。
次に同じ論点が出たら
胸痛を訴える患者に対し、気胸の可能性を考慮し、他の胸痛の原因疾患との鑑別点を明確にできているかを問う問題。
覚え方
胸痛を訴える患者に対し、気胸の可能性を考慮し、他の胸痛の原因疾患との鑑別点を明確にできているかを問う問題。
対になる知識
胸痛の原因は多岐にわたるため、気胸による胸痛と他の心臓疾患(心筋梗塞など)や消化器疾患(逆流性食道炎など)による胸痛を混同しない。
関連知識
気胸の他の症状として、呼吸困難、乾性咳嗽などがある。また、開放性気胸や緊張性気胸といった病態による症状の違いも合わせて理解すると良い。