外転神経が支配する眼球運動の筋肉はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は4番
解説
外転神経(第VI脳神経)は、眼球を外側に動かす外側直筋を支配している。脳神経の運動支配の組み合わせは国家試験の基本事項である。
選択肢ごとの解説
- 1. 上直筋は、動眼神経(第III脳神経)によって支配されている眼筋である。本問の条件である外転神経の支配筋としては当てはまらない。
- 2. 上斜筋は、滑車神経(第IV脳神経)によって支配されている眼筋である。本問で問われている外転神経の支配筋ではない。
- 3. 下斜筋は、動眼神経(第III脳神経)によって支配されている眼筋である。外転神経が支配する筋肉は外側直筋であるため誤り。
- 4. 正解。外転神経(第VI脳神経)は、眼球を外側に動かす外側直筋を支配している。脳神経の運動支配の組み合わせは国家試験の基本事項である。
国試ポイント
眼筋の神経支配(外転神経=外側直筋、滑車神経=上斜筋、動眼神経=その他)の語呂合わせや基本知識が頻出。
覚え方
外・外転、滑・上斜(外転神経は外側直筋、滑車神経は上斜筋)
対になる知識
眼球運動に関与する脳神経と支配筋の組み合わせとして、外転神経(第VI脳神経)は外側直筋を支配して眼球を外方に動かす。これに対し、滑車神経(第IV脳神経)は上斜筋を支配して眼球を内下方に動かし、動眼神経(第III脳神経)は上直筋・下直筋・内側直筋・下斜筋および上眼瞼挙筋を支配する。
関連知識
外転神経が障害されると、麻痺側の外側直筋が機能しなくなるため眼球を外側に動かせなくなり、内側直筋優位となって内斜位(内斜視)を呈する。その結果、両眼の視線が一致せず、ものを二重に見る複視の症状が主訴として現れる。