気管支喘息について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
気管支喘息の夜間・明け方の発作は、日内変動による副交感神経活動の亢進や気道炎症に関わる細胞の活性化、コルチゾールの分泌低下などが複合的に影響することで生じやすく、喘息の特徴的な臨床症状として知られています。
選択肢ごとの解説
- 1. 気管支喘息の多くは即時型過敏症であるⅠ型アレルギーに分類されます。IgE抗体が関与し、肥満細胞からの化学伝達物質遊離により気管支収縮などが引き起こされます。 正しくは:Ⅰ型アレルギーである。
- 2. 気管支喘息では、気道の狭窄により空気の流れが妨げられるため、呼出困難を特徴とする閉塞性換気障害をきたします。拘束性換気障害は肺の膨らみが制限される状態を指します。 正しくは:閉塞性換気障害をきたす。
- 3. 正解。夜間や明け方には、副交感神経の活動が優位になり気管支が収縮しやすくなることや、コルチゾールの分泌が低下すること、気道炎症に関わる細胞の活性化などにより、発作が誘発されやすいとされています。
- 4. 気管支喘息の治療の中心は、気道の炎症を抑制し発作を予防するための吸入ステロイド薬であり、これは長期管理薬です。気管支拡張薬は発作時の症状を緩和する治療(発作治療薬)が主であり、治療の中心ではありません。 正しくは:吸入ステロイド薬が治療の中心である。
国試ポイント
気管支喘息の病態生理、典型的な臨床症状、および治療の基本を理解しているか問う。特に発作の時間帯やアレルギー型は頻出。
混同注意
気管支喘息の病態や治療薬の役割について、他の呼吸器疾患(例:COPD)の知識と混同しやすい。
次に同じ論点が出たら
気管支喘息の記述問題では、発作の時間帯、アレルギー型、換気障害のパターン、治療の中心となる薬剤(長期管理薬と発作治療薬)に注目して判断する。
覚え方
気管支喘息の記述問題では、発作の時間帯、アレルギー型、換気障害のパターン、治療の中心となる薬剤(長期管理薬と発作治療薬)に注目して判断する。
対になる知識
気管支喘息の病態や治療薬の役割について、他の呼吸器疾患(例:COPD)の知識と混同しやすい。
関連知識
アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎との合併、吸入ステロイド薬が長期管理の中心であること、ピークフローメーターを用いた自己管理。