病気の解説

カドミウム中毒

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緊急性の高い症状

誤って口にした・吸い込んだ・皮膚や目に付いたときは、量にかかわらず受診してください。意識がもうろうとする・呼吸が苦しい・けいれん・嘔吐が続くときは、ただちに救急(119)を要請してください(中毒110番も利用できます)。

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

カドミウム中毒では、急性には悪寒や発熱、腹痛や下痢などの全身・消化器系の症状が現れることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、一般内科・総合診療科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

カドミウム中毒とは、カドミウムという金属を過剰に摂取することによって生じる中毒です。長期間にわたって大量のカドミウムを摂取すると、腎臓の障害と、それに伴う骨や関節の痛み・貧血といった症状が現れます。かつて日本で鉱物の精錬の廃水にカドミウムが含まれて問題となったことがあり、職場でカドミウムを扱う人も中毒の危険性があります。

主な症状

急性には悪寒や発熱、腹痛や下痢などの全身・消化器系の症状が現れることがあります。慢性には腎機能障害に伴う疲れやむくみ、ビタミンDの活性化低下による骨の痛み、腎機能障害で尿酸がうまく排出されず関節痛が生じること、貧血などがみられることがあります。

検査と診断

診断

検査では生活歴や周囲の同様の症状の有無を確認します。腎機能障害の有無を調べるほか、血液検査・尿検査・心電図・CT検査などを行い、血液や尿中のカドミウム濃度を測定します。

治療

治療

治療の基本は、カドミウムをこれ以上取り入れないことです。必要に応じて体内の排出を促す治療(キレート剤)を行います。腎機能障害には点滴、骨軟化症にはビタミンD製剤、尿酸関連の関節痛には鎮痛薬と尿酸排泄を促す薬、貧血にはエリスロポエチン製剤などの対症療法が行われることがあります。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。