病気の解説

ヘルパンギーナ

まず相談する診療科感染症内科
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受診の目安

  • 子どもが急に熱を出し、のどを痛がって口の中に水ぶくれが見えるとき
  • のどの痛みで食事や水分がとれない、おしっこが少ないなど、脱水が心配なとき(滋賀県)
  • 吐く、けいれんを起こすなど、合併症が疑われる様子があるとき(滋賀県)

相談先は小児科(大人の場合は内科)です。のどの痛みや発熱はほかの感染症でもみられるため、症状だけで病名を決めることはできません。診察で口の中を確認してもらいましょう。

基本

ヘルパンギーナとは

ヘルパンギーナは、エンテロウイルスというグループのウイルスによって起こる感染症です。主に子どもがかかり、夏に流行するため「夏かぜ」の代表とされています(青森県)。高い熱と、口の中の粘膜にできる水ぶくれが特徴です(青森県)(滋賀県)。多くは数日で熱が下がり、経過は良いとされます(滋賀県)。

主な症状

  • 急な発熱:前ぶれなく熱が出ることが多いとされます(滋賀県)。
  • のどの痛みと水ぶくれ:口の奥やのどの粘膜に小さな水ぶくれができ、痛みを伴います(滋賀県)(青森県)。
  • 食欲の低下:のどの痛みのために食べたり飲んだりしにくくなり、乳児では母乳やミルクを飲む量が減ることがあります(滋賀県)。

熱は多くの場合1〜3日で下がるとされます(滋賀県)。熱が高いときに熱性けいれんが起こることがあります(滋賀県)。

原因・うつり方

原因の多くはA群コクサッキーウイルスで、ほかのエンテロウイルスによることもあります(青森県)(滋賀県)。

  • せきやくしゃみのしぶきを吸い込むことでうつります(飛沫感染)。
  • 便に出たウイルスが手などを介して口に入ることでもうつります(糞口感染)(青森県)(滋賀県)。

感染してから症状が出るまでは2〜4日とされます。症状が強い時期がいちばんうつりやすい一方、治ったあとも2〜4週間ほど便にウイルスが出ることがあります(滋賀県)。

治療

治療

ウイルスに直接効く薬はなく、熱やのどの痛みをやわらげるなど、症状に合わせた対応が中心になります(滋賀県)。のどが痛いあいだは、しみにくく飲み込みやすい食べ物や飲み物で、水分をとれるように工夫することが大切です。

日常生活の注意・セルフケア

家庭でのケアは、医療機関の指示を優先してください。

  • こまめに少しずつ水分をとり、脱水に気をつけます(滋賀県)。
  • おむつを替える前後は、とくにていねいに石けんで手を洗います(滋賀県)。
  • 治ったように見えてもしばらくは便からウイルスが出るため、トイレのあとの手洗いを続けます(滋賀県)。

経過と生活

予防

ワクチンはありません(滋賀県)。石けんと流水での手洗いやうがいが基本とされ、流行している時期は、かかっている人との近い接触を避けることが勧められています(青森県)(滋賀県)。このウイルスにはアルコール消毒だけでは効果が限られるとされるため、手洗いを中心に考えましょう(滋賀県)。

経過

多くは数日で回復します(滋賀県)。まれに、無菌性髄膜炎や急性心筋炎などを合併することがあるとされます(滋賀県)。熱が下がったあとも元気がない、頭痛や吐き気が続くといった場合は、あらためて医療機関に相談してください。

感染症内科で扱うほかの病気

出典

滋賀県「ヘルパンギーナについて」 / 青森県「ヘルパンギーナ」
内容の確認日:2026-10-13(次回確認予定 2027-04-13)。複数の公的情報源の事実をもとに medimichi が独自にまとめています。

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。