病気の解説

ホルネル症候群

別名:ホルネル徴候、ホーナー症候群、頚部交感神経麻痺

まず相談する診療科脳神経内科
この解説の項目5項目

受診の目安

ホルネル症候群では、眼瞼下垂(上まぶたの垂れ)、瞳孔の縮小がみられ、暗い場所では見えにくく感じることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、脳神経内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

ホルネル症候群は、眼に行く神経の途中がどこかで分断されることによって起こります。自然に起こることもありますが、肺がんや他の腫瘍、首のリンパ節の腫れ、大動脈や頸動脈の問題、胸部大動脈瘤、けがが原因となることもあります。先天的に生じることもあります。

主な症状

分断された神経と同じ側の眼に影響が出ます。眼瞼下垂(上まぶたの垂れ)、瞳孔の縮小がみられ、暗い場所では見えにくく感じることがあります。視力の変化を自覚しない人も多いです。異常がある側の顔は汗が少なくなるか、まったくかかりにくくなることがあります。先天性では、異常がある眼の虹彩が出生時から青みがかった灰色のままで、成長しても色が変わりません。

検査と診断

診断

ホルネル症候群が疑われると、点眼薬を使って瞳孔の反応を調べる検査を行います。さらに、原因を探るために脳と眼の神経をつなぐ経路を調べるMRI検査やCT検査が行われることがあります。

治療

治療

原因が特定された場合には、それに対する治療を行います。ただし、ホルネル症候群そのものに特別な治療はなく、症状がごく小さい場合には治療を必要としないこともあります。

脳神経内科で扱うほかの病気

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。