病気の解説
ラクナ梗塞
受診の目安
ラクナ梗塞では、半身の脱力や半身のしびれ、しゃべりにくさといった一般的な脳梗塞の症状がみられることがあります。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに脳神経内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。
基本
概要
ラクナ梗塞は、脳の深い部分を流れる細い血管がつまって起こる脳梗塞の一つです。穿通枝という直径100〜300μm程度の細い血管が詰まると、壊死する範囲はおおむね15mm未満とされます。病型としては、脳血栓が原因となる場合のうち、深い部分の細い血管が詰まるものを指します。無症候性の脳梗塞になることもあり、診断はCTやMRIなどの検査で見つかることがあります。
主な症状
半身の脱力や半身のしびれ、しゃべりにくさといった一般的な脳梗塞の症状がみられることがあります。小さな梗塞のため、症状が軽い場合もあり、意識障害は起こらないことが多いです。再発を繰り返すと認知機能や言語障害、嚥下障害につながる可能性がある点に注意が必要です。無症候性脳梗塞と呼ばれる状態で見つかることもあります。
検査と診断
診断
診断にはCTやMRIなどの脳の検査が含まれます。無症候性脳梗塞として偶然発見されることもあります。
治療
治療
治療は基本的に内科的なもので、抗血栓薬や脳を守る薬が使われることがあります。発症から4〜5時間以内に脳がまだ壊死していない場合は、血栓を溶かす薬が使われることがあります。リハビリテーションを取り入れることも重要な治療の一つです。
経過と生活
予防
動脈硬化が原因となる病気のため、生活習慣病の治療が予防の基本です。高血圧・脂質異常症・糖尿病を管理し、喫煙・大量飲酒・運動不足・肥満などの生活習慣を整えることが大切です。二次予防として抗血小板薬が用いられ、規則正しく服用することが推奨されます。
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出典
参考: 済生会 症状別病気解説(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。