病気の解説
マルファン症候群
まるふぁんしょうこうぐん
別名:Marfan症候群
受診の目安
マルファン症候群の症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、小児科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
マルファン症候群は、身体の成長や結合組織に影響を与える遺伝性の疾患です。主な特徴として、四肢が長く、大動脈に問題が生じること、そして眼の水晶体が異常な位置にあることが挙げられます。症状は軽いものから重いものまであり、成人になるまで気づかないこともあります。特に新生児マルファン症候群という重い型では、幼い乳児の時期に症状が現れることがあります。
検査と診断
診断
マルファン症候群の診断は、医師の評価や遺伝子検査、心臓の心エコー検査、MRI検査、脊椎や骨盤のX線検査、眼の検査などを通じて行われます。特に異常に背が高く細い人に、症候群に特徴的な症状が見られる場合や、家族に同様の症状がある場合に疑われます。
治療
治療
マルファン症候群の治療には、ベータ遮断薬やアンジオテンシンII受容体遮断薬が用いられます。また、大動脈や弁、水晶体、網膜の修復手術や、脊椎の異常に対する装具や手術も行われることがあります。治療の目的は、危険な合併症を予防し、患者の健康を守ることです。定期的に心臓、骨、眼の検査を受けることが重要です。
経過と生活
経過・予後
マルファン症候群の患者は、一般的にこの病気にかかっていない人とほぼ同じ寿命が期待されます。しかし、慢性的な痛みや身体的な制限があるため、生活の質は低下することがあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。