病気の解説
リーシュマニア症
受診の目安
リーシュマニア症の症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、感染症内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
リーシュマニア症は、寄生虫の一種であるリーシュマニア原虫が原因となる感染症です。病型には皮膚型、粘膜型、内臓型などがあり、症状は病型によって異なります。診断は皮膚の潰瘍からの検体や血液検査、PCR検査などで行われ、治療は病型や感染している原虫の種類、地域、患者さんの状態によって選択されます。予防としては主にサシチョウバエに刺されないことが重要です。
主な症状
リーシュマニア症の症状は病型によって異なります。お体の状態や症状の現れ方は人それぞれです。
検査と診断
診断
診断は、感染した組織や潰瘍のサンプルの分析や血液検査、寄生虫の遺伝物質を調べるPCR検査で行います。皮膚リーシュマニア症は潰瘍から、内臓リーシュマニア症は骨髄・リンパ節・脾臓のサンプルを使います。内臓型の場合は抗体を調べる血液検査が役立つことがありますが、抗体検査は皮膚型の診断には役立ちません。
治療
治療
治療は病型や感染している原虫の種類、感染地域、薬剤の感受性、患者さんの年齢や免疫の状態などを考慮して選ばれます。複数の薬剤や治療法があり、粘膜リーシュマニア症で外観が損なわれている場合は治療後に再建手術を検討します。
経過と生活
予防
予防の基本はサシチョウバエに刺されないことです。地域ごとに有効とされる対策として、防虫剤の使用、防虫ネットや蚊帳の活用、衣類の殺虫剤処理、長袖・長ズボン・靴下の着用、夕暮れから夜明けの野外活動を避けるなどがあります。妊婦の方は特に注意が必要で、早期診断と適切な薬剤投与のため受診を推奨します。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。